式での参照セットの使用

参照セットを使用すると、式で入力値を出力値に変換できます。たとえば、勘定科目タイプ・プロパティ・フィールドの「A」、「L」および「O」の値を「Asset」、「Liability」および「Owner's Equity」の値に変換する参照セットを作成できます。

参照セットの操作を参照してください。

式で参照セットを使用するには、使用する参照セットを選択し、「検索」を選択した後、参照セットで検索する参照値を指定します。デフォルトでは、参照値が見つからないと、検索値が渡されて返されます。かわりに、null値を返すようにパス・スルーを無効にできます。

ヒント:

「パススルーの無効化」orElse関数を使用して、参照セットに参照値が見つからない場合は指定された値を返します。

たとえば、式lookupSets.Account Type.find("A", true).orElse("Not Found")は、勘定科目タイプ参照セットで"A"の値を検索し、見つからない場合は"Not Found"を返します。

  1. パレットから「lookupSet」をエディタの戻りブロックにドラッグします。
  2. 参照セットの横にあるドットをクリックし、使用する参照セットを選択します。現在のアプリケーションの参照値が含まれている参照セットのみが表示されます。
  3. 名前の横にあるドットをクリックし、「find」を選択します。
  4. 「find」文字列にリテラル値を入力するか、ノードのプロパティを参照値として指定します。たとえば、「sourceNode.properties.FCGL Account Type」のようにします。
  5. オプション: 「パススルーの無効化」で、Trueを選択して、参照値が見つからない場合はnull値を返すようにします。