22 参照セットの操作

参照セットを使用すると、プロパティの値のセットを別の値のセットに変換できます。たとえば、勘定科目タイプ・プロパティで、「A」という値を「Asset」という値に変換できます。参照セットは、プロパティを導出してノード・タイプを変換する式で使用されます。

式を使用したカスタム・ビジネス・ロジックの定義を参照してください。

考慮事項

  • 参照セットを作成または削除するには、少なくとも1つのアプリケーションに対する所有者またはメタデータ・マネージャ権限が必要です。参照セットが作成されると、すべてのユーザーが表示して検査できます。
  • アプリケーションの参照を追加または更新するには、そのアプリケーションに対する所有者またはメタデータ・マネージャ権限が必要です。
  • 参照セットには、ソース値(キーと呼ばれる)およびターゲット値が含まれます。キー値は一意である必要がありますが、複数のキーを各ターゲット値に関連付けることができます。
  • 参照は、キーから値にのみ実行されます。値からキーを参照できません。
  • 参照セットを定義するとき、キーと関連付けられた値が異なる場合はキーと値のペアのみを追加します。キーと値が同じ場合は、それらを参照セットに追加する必要はありません。参照セットに含まれないキーを渡すと、そのキー自体が返されます。
  • 参照キーと値は、文字列データ型のみサポートしています。

参照セットの作成

参照セットを作成するには:

  1. ホーム・ページから、「参照セット」タイルをクリックします。
  2. 「作成」をクリックします。
  3. 名前、およびオプションで説明を入力し、「作成」をクリックします。

    参照セットが作成されます。

キーと値を参照セットに追加するには、参照セットの名前をクリックしてインスペクタに開きます。参照セットの検査を参照してください。

参照セットの削除

サービス管理者は、どのアプリケーションでも使用していない(つまり、参照セットで定義されたアプリケーションの参照値がない)参照セットを削除できます。

参照セットを削除するには:

  1. ホーム・ページから、「参照セット」タイルをクリックします。
  2. 「アクション」列で、「アクション・メニュー」 「アクション」メニュー・アイコンをクリックし、「削除」をクリックします。

    注:

    参照セットがアプリケーションによって使用されている場合、「削除」メニュー項目は使用できません。
  3. 「はい」をクリックして参照セットを削除することを確認するか、「いいえ」をクリックして取り消します。

参照セットを削除した後、その名前を再利用して新しい参照セットを作成することや、既存の参照セット名を変更することができます。