式でのNullおよび空白値の使用

式でnullおよび空白値を使用して、If文のnullおよび空白値を確認したり、null値とnull以外の値を比較したり、return文でnullまたは空白値を戻すことができます。

考慮事項

  • プロパティを変換するとき、null値を戻すとターゲット・ノードのプロパティが更新されず、空白値を戻すとターゲット・ノード・プロパティが空白値でオーバーライドされます。
  • プロパティを導出するとき、null値を戻すと計算値がnullになり、空白値を戻すと計算値が空白になります。
  • 2つのnull値を比較した場合、equalsメソッドはTrueを返します。null値とnull以外の値を比較した場合、equalsメソッドはFalseを返します。

式の文字列および整数フィールドにnullまたは空白値を挿入できます。デフォルトでは、文字列または整数オブジェクトを式に挿入すると、値はnullになります。空白値を挿入する場合、フィールドに任意のテキストを入力し、入力したテキストをクリアします。文字列または整数フィールドに、nullではなくblankが表示されます。

また、nullオブジェクトを挿入して、文字列以外のデータ型(整数や浮動小数点など)に対してnull値が返されるのを有効にすることに加えて、式のnull値の簡単な評価を許可できます。

空白値をnullにリセットするには、フィールドの横にある項の選択をクリックし、「文字列」または「整数」を再度選択します。