ユーザー定義ディメンションのインポート

汎用アプリケーションのディメンションのデータをインポートする場合、ノードとそのプロパティの値をインポートします。ディメンションが階層の場合、インポートではノード間の親子関係も指定します。

開始する前に:

  • インポート・オプション、考慮事項およびインポート・モードの詳細は、ディメンションのインポートを参照してください。
  • ブール値を使用するプロパティをインポートする場合は、次のルールが適用されます。

    • インポート・ファイルの値がブールのTrue値またはブールのFalse値のプロパティ定義パラメータと一致する場合は、その値が使用されます。

    • それ以外で、インポート・ファイルの値が1、T、True、YまたはYesの場合、値にはTrueが使用されます。

    • それ以外の場合、値にはFalseが使用されます。

  • 「同期方向」が「インポート」または「両方」に設定されているプロパティにのみ、データをインポートできます。プロパティをレビューまたは変更するには、ユーザー定義ディメンションのノード・タイプのプロパティ変更を参照してください。

  • 「マージ」または「置換」モードで既存のディメンションにインポートすると、次のように、インポートしているノードのノード・タイプがチェックされます。
    • ノード・タイプ列のないアプリケーションの場合:
      • ノードが、バインドされたディメンション内にすでに存在する場合、インポートの実行時にシステムによって既存のノードとノード・タイプが検出されて使用されます。
      • ノードが、バインドされたディメンション内に存在しない場合、デフォルトのノード・タイプ(ノードに子がない場合)またはデフォルトの親ノード・タイプ(ノードに子がある場合)を使用してノードがインポートされます。
    • ノード・タイプ列があるアプリケーションの場合、次のように、その列がインポート時にノードの作成に使用されます。
      • インポート・ファイル内のノードのノード・タイプがこのビューポイントに対して有効である場合、インポート・ファイル内のノード・タイプが使用されます。ノード・タイプが階層セットまたはノード・セットで使用されている場合、ビューポイントに対して有効です。
      • インポート・ファイル内のノードのノード・タイプがこのビューポイントに対して有効でない場合、レコードはスキップされます。
      • インポート・ファイル内のノードのノード・タイプが空白の場合、デフォルトのノード・タイプ(ノードに子がない場合)またはデフォルトの親ノード・タイプ(ノードに子がある場合)を使用してノードがインポートされます。

        注:

        デフォルト・ノード・タイプがビューポイントに対して有効ではない場合、ビューポイントにおいてアルファベット順で最初に有効なノードを使用してノードがインポートされます。
    • 親ノード・タイプ列を持つアプリケーションでは、ディメンションに名前は同じであるがノード・タイプが異なる複数のノードがある場合、インポート時のノードの特定に次のように親のノード・タイプ列が使用されます。
      • インポート・ファイル内のノードのノード・タイプがこのビューポイントに対して有効である場合、これがノード・タイプ内のノードの特定に使用されます。ノードが見つからない場合、レコードはスキップされます。
      • インポート・ファイル内のノードのノード・タイプがこのビューポイントに対して有効でない場合、レコードはスキップされます。
      • インポート・ファイル内のノードのノード・タイプが空白の場合、デフォルト・ノードおよびデフォルトの親ノードの前の箇条書き内のロジックが使用され、正しい親が特定されます。このロジックを使用して親を決定できない場合、レコードはスキップされます。
  1. インポート・ファイルを作成します(ユーザー定義ディメンションに対するファイル形式のインポートおよびエクスポートを参照)。
  2. 「アプリケーション」をクリックします。
  3. アプリケーションの「アクション」列で「参照」ボタンをクリックして、「インポート」を選択します。
  4. 「ディメンション」セクションで、データのインポート先のディメンションをクリックします。
  5. インポート・ファイルを指定します。
    「ファイル名」テキスト・ボックスにインポート・ファイルの名前が表示されます。
  6. 「インポート・モード」で、「マージ」「置換」または「リセット」を選択します。インポート・モードの詳細は、ディメンションのインポートを参照してください。
  7. オプション: 「サマリー」セクションでディメンション名をクリックして、ディメンションを検査し、インポート・オプションを表示します。インスペクタ・ダイアログを閉じてインポート画面に戻ります。
  8. 「インポート」をクリックします。
    データが正常にインポートされたことを示すメッセージが表示されます。
  9. 「メッセージ」テキスト・ボックスで、インポートできなかった行があるかどうかを確認します。その場合、問題を解決してからステップを繰り返します。