Oracle Financials Cloud一般会計ディメンションのインポート

Oracle Enterprise Data Management Cloudでは、Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションの(値セットとツリーを含む)セグメントのデータを含むフラット・ファイルからのインポートがサポートされています。Oracle Financials Cloud一般会計アプリケーションから直接インポートすることはできません。

開始する前に:

  • インポート・オプション、考慮事項およびインポート・モードの詳細は、ディメンションのインポートを参照してください。
  • インポートするデータ・ファイルは、2つのカンマ区切り(CSV)ファイルを含むZIPファイルである必要があります。(Oracle Enterprise Data Management Cloudへのインポートでは、大文字と小文字が区別されません)。
    • GlSegmentValuesInterface.csv - ディメンション内のすべてのノードに加え、そのプロパティおよびセグメントに追加されたグローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールドが含まれています。
    • GlSegmentHierInterface.csv — 個々のツリー(ツリー・コード/ツリー・バージョン名の組合せ)の親/子構造およびツリー・ラベルが含まれています。

    インポートZIPファイルを作成する方法は2通りあります:

    • 一般会計セグメントの値および階層を既存のOracle Financials Cloud一般会計アプリケーションからエクスポートするには、この記事の手順に従います: Fusion General Ledgerセグメント(値セット)の値および階層データのFBDI形式でのエクスポート(ドキュメントID 2889994.1)
    • ZIPファイルを手動で生成するには: ファイル形式の詳細は、Oracle Financials Cloudのファイルベース・データ・インポートセグメント値および階層のインポートを参照してください。このリンクからChartofAccountsSegmentValuesandHierarchiesImportTemplate.xlsmテンプレートをダウンロードできます。このテンプレートを使用して、インポートするセグメント値および階層を入力して適切な形式でCSVファイルを生成できます。

      ヒント:

      ChartofAccountsSegmentValuesandHierarchiesImportTemplate.xlsmテンプレートは、YYYY/MM/DD形式で日付を設定します。この形式は、他のアプリケーション・タイプで使用される日付形式とは異なる場合があります。たとえば、汎用アプリケーションの日付形式は、インポートを実行するユーザーの地域設定にデフォルト設定されます。

  • Oracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションに登録されていないインポート・ファイル内の値セット・コード、ツリー・コードおよびツリー・バージョンは、インポート時に処理されません(レコードはスキップされます)。
  • 「置換」または「マージ」モードを使用してインポートする場合、インポート階層ファイルに含まれるツリーによって使用される階層セットのみが、インポートの実行前にクリアされます。階層ファイルにないツリーは影響を受けません。

    注:

    「リセット」モードを使用してインポートする場合、インポートの一部としてすべてのツリーがクリアされ、インポート・ファイル内のツリーのみが作成されます。
  • インポートの際にグローバルまたは状況依存の付加フレックスフィールドがあると、次に関する警告が表示されます。
    • インポート・ファイルには、グローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールドに指定された列の値が含まれていますが、アプリケーション登録にはありません。
    • アプリケーション登録には、グローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールドが含まれていますが、インポート・ファイルにはグローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールド用に指定された列の値はありません。

    グローバルまたはコンテキスト依存型付加フレックスフィールド用に指定された列(つまり、カンマ区切りファイルの必要数のカンマ)がインポート・ファイルに含まれており、それらのフィールドに値がない場合、警告は表示されません。

ディメンションをインポートするには:

  1. 「アプリケーション」でお使いのアプリケーションまでスクロールして、省略記号ボタンをクリックし、「インポート」をクリックします。
  2. 左側の列で、データのインポート先のディメンションを選択します。
  3. 「ファイル名」で、インポート・ファイル名を指定します。インポート・ファイルは、GlSegmentValuesInterface.csvおよびGlSegmentHierInterface.csvファイルを含むZIPファイルである必要があります。

  4. 「インポート・モード」で、「マージ」「置換」または「リセット」を選択します。インポート・モードの詳細は、ディメンションのインポートを参照してください。

  5. オプション: 「サマリー」セクションでディメンション名をクリックして、ディメンションを検査し、インポート・オプションを表示します。インスペクタ・ダイアログを閉じてインポート画面に戻ります。

  6. 「インポート」をクリックします。

EPM自動化(『Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作』importDimensionを参照)またはREST API (Oracle Enterprise Data Management Cloud ServiceのREST APIディメンションのインポートを参照)を使用して、ディメンションをインポートすることもできます。