ノードの親の計算および保管

親が不明な各要求アクションに対して親を計算するための式を定義し、その値を保管できます。

階層ビューポイントの場合のみ、次の操作時にノードを追加または挿入する際、CoreStats.Parentプロパティの値を計算して保管できます:

  • 親が定義されていない場合に要求ファイルをロードする操作
  • ソースの親が定義されていない場合(ソース・ビューポイントがリストで、ターゲットが階層の場合)に、比較の違いから要求アイテムを作成する操作
  • ソースの親が定義されていない場合(ソース・ビューポイントがリストで、ターゲットが階層の場合)に、サブスクリプション要求アイテムを生成する操作

考慮事項

  • 親を計算する式を作成するときに、式ビルダーのnodeオブジェクトの次のフィールドから選択できます:

    • dimension
    • name
    • nodeType
    • properties (ノード・プロパティのみ。関係プロパティは親を計算するときには使用できません。)

    式を使用したカスタム・ビジネス・ロジックの定義を参照してください。

  • 計算済の親の式は、ターゲット・ビューポイントの既存のノードを参照する必要があります。親ノードを作成するための式は定義できません。
  • 要求ロード・ファイルを作成するときは、(CoreStats.Parentプロパティの式が構成されている)要求ロード・ファイルの親列で<Unknown>キーワードを使用して、その親の値を計算します。親列を空白のままにすると、ノードが最上位ノードになります。
  • 比較の差異およびサブスクリプションから生成された要求の場合、CoreStats.Parentプロパティがあり、親が不明なターゲット・ビューポイントのノードに対して要求アクションを作成すると、生成された要求ファイル添付の親列に<Unknown>キーワードが使用され、親の値を計算する必要があることが示されます。
  • 計算済の親のノード・タイプは、次のように計算されます:
    • 階層セットの1つのノード・タイプのみが子を許可する場合、そのノード・タイプが親に使用されます。
    • 階層セットの複数のノード・タイプが子を許可する場合、それらのノード・タイプで、計算済の親と同じ名前のノードが検索されます:
      • 計算済の親と同じ名前のノードがそれらのノード・タイプの1つでのみ見つかった場合、そのノード・タイプが使用されます。
      • それ以外の場合は、子ノードのノード・タイプが計算済の親に使用されます。