計算された名前を持つ要求ファイルの処理

計算された名前のキーワードの理解

計算された名前を持つノードを要求ファイルに追加するときには、キーワード<cn>または<cn ####> (####は、一意の識別子として使用される文字列)を使用できます。

• <cn>: 追加アクションについてのみ、ノード名を計算するために使用されます。
• <cn ####>: 追加および挿入について、計算された名前の一意の識別子を指定します。

  要求に追加アクションと挿入アクションの両方が含まれる場合は、一意の識別子を持つ<cn ####>キーワード(<cn 1234>など)を追加アクションで使用した後、その識別子を持つ同じキーワードを挿入アクションで使用します。これにより、追加操作中にシステムでノードの名前を計算し(プライマリ場所の理解を参照)、その後、同じ名前を挿入アクションに使用できます。

  Note:

  追加アクションは、ロード・ファイルの最初にある必要があります。

名前列の処理の概要

「計算および保管」がプロパティについて設定されている場合に、空白の値、あるいは<cn>または<cn ####>キーワードが指定された名前列がどのように処理されるかについての概要を次のリストに示します:

空白の値:

• 代替名がファイルで指定されている場合、代替名がノードに使用されます。
• 代替名がファイルで指定されていない場合:
  • 追加については、名前が式から計算されます。
  • 更新については、ノードがまだ存在しない場合、名前が式から計算されます。
  • 挿入については、行がスキップされます。

<cn>:

• 追加については、代替名が指定されている場合でも、名前が式から計算されます。
• 更新については、ノードがまだ存在しない場合、名前が式から計算されます。
• 挿入については、行がスキップされます。

<cn ####> (####は、一意の識別子として使用される文字列):

• 追加については、代替名が指定されている場合でも、名前が式から計算されます。
• 更新については、ノードがまだ存在しない場合、名前が式から計算されます。
• 挿入については、<cn ####>の識別子文字列が前の追加アクションの識別子文字列と一致する場合、計算された名前が挿入に使用されます。<cn ####>の識別子文字列が前の追加アクションと一致しない場合は、行がスキップされます。