時間ラベル付きビューポイントを使用すると、過去の時点からノード・セット内のデータにアクセスできます。
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時間ラベル付きビューポイントを使用して、データの比較、レポートおよび分析を支援するために、過去の時点からノード・セット内のデータにアクセスする方法を学習します。 |
それぞれの時間ラベル付きビューポイントでは単一の時間ラベルが使用されるため、様々なビジネス・ニーズに基づいて様々なタイプの時間ラベル付きビューポイントを作成できます。たとえば、エンティティ・データを四半期ベースで履歴と比較するローリング時間ラベル付きビューポイントを作成したり、再編成前の参照として使用するコスト・センター階層について固定時間ラベルを作成できます。
時間ラベル付きビューポイントを作成する前に、時間ラベル自体を作成する必要があります。時間ラベルの作成、編集および削除を参照してください。
時間ラベル付きビューポイントを作成するときには、表示する履歴データが含まれているノード・セットを使用する必要があります。次の図は、標準ビューポイントと時間ラベル付きビューポイントの両方に同じノード・セットを使用できることを示しています。標準ビューポイント内のデータは表示および編集できますが、時間ラベル付きビューポイントは読取り専用です。
考慮事項
時間ラベル付きビューポイントからの検索、比較、抽出(全体抽出のみ)、ダウンロードといった読取り専用は実行できます。
ただし、時間ラベル付きビューポイントでプロパティを検査する場合、インスペクタでは、現在のプロパティ・パラメータを使用してプロパティ値が決定されます。
たとえば、別名プロパティが履歴時間ラベルの時点ではノード名から導出されていたが、後で変更されて、ノード名と説明から導出されるようになった場合、その時間ラベルを使用する時間ラベル付きビューポイントにはノード名が別名として表示されます。ただし、別名プロパティを検査する場合は、ノード名と説明がインスペクタに表示されます。
Note:
少なくとも時間ラベル付きビューポイントに対する参加者(読取り)アクセス権限を持つユーザーは、既存の時間ラベルの時刻値をオーバーライドできるプライベート時間ラベルを作成することもでき、この場合、ビュー所有者が新しい時間ラベルを作成する必要はありません。プライベート時間ラベルの操作を参照してください。