Tax Reportingアプリケーションの登録時に、次の事前定義済属性がプロパティとして作成されます。
考慮事項
Table 35-2 Tax Reportingの事前定義済属性
プロパティ | 有効にする登録設定 | 説明 | ディメンション |
---|---|---|---|
AEETRGlobalEntity | 「出資比率の管理」は有効ですか。 | この属性は、階層内でAEETRを使用するエンティティを識別するために使用されます。 | エンティティ |
ApplyWARRATE | 「加重平均」は有効ですか。 | この属性は、任意の帳簿勘定科目に特定の加重平均レート・タイプを適用して、換算時に、指定された帳簿勘定科目が適用されているのと同じ加重平均レートを持つようにするために使用されます。 | 勘定科目 |
自動化ソース増減(Pillar 2) | 「中間引当」は有効ですか。 | この属性は、Pillar 2自動化でソース増減として増減を識別するために使用されます。 | エンティティ |
CbCR | デフォルトで有効化されています | これは、Tax Reportingでは非推奨です。Tax Reportingの管理 の勘定科目の課税属性の定義を参照してください | 勘定科目 |
分類 | デフォルトで有効化されています | この属性は、繰延税金用の分類レベルを設定するために使用されます。 | 勘定科目 |
連結ETR | デフォルトで有効化されています | この属性は、この勘定科目とデータが連結有効税率調整(CETR)に含まれることを定義します。 | 勘定科目 |
現在の未払税自動化 | 「現在の未払税自動化」は有効ですか。 | この属性は、現在の引当金から自動化の対象となる現在の未払税増減を割り当てるために使用されます。 | エンティティ |
繰延税金増減Pillar 2 | 「Pillar 2」は有効ですか。 | この属性は、繰延税金増減の合計税効果から評価引当金を差し引いたものを識別し、評価引当金はそれが割り当てられているPillar 2勘定科目(その他の調整)に自動化されます。 | 勘定科目 |
DefExpToEquity | 「繰延税金費用から株主資本」は有効ですか。 | この属性は、繰延税金費用が持分法調整として再分類される地域管轄を識別するために使用されます。たとえば、US_Blendedに設定すると、新しい属性は、株主資本へのUS_Blended地域繰延税金計算を再分類するためにDefExpToEquityUS_Blended_Yesの設定が可能なすべてのエンティティで使用可能になります。 | 管轄 |
法定住所 | デフォルトで有効化されています | この属性を使用して、エンティティの主事業所を識別し、エンティティに有効な管轄メンバーを識別します。 | 勘定科目 |
資本逆仕訳ターゲット勘定科目 | デフォルトで有効化されています | この属性は、永久差異勘定科目または一時差異勘定科目の税効果が資本計上された税金に対して逆仕訳される追加引当金勘定科目を識別するために使用されます。 | 勘定科目 |
資本逆仕訳ターゲット勘定科目(地域) | デフォルトで有効化されています | この属性は、地域の永久差異勘定科目または一時差異勘定科目の税効果が資本計上された税金に対して逆仕訳される地域の追加引当金勘定科目を識別するために使用されます。 | 勘定科目 |
FBOS | デフォルトで有効化されています | この属性は、"州の連邦利益なし"がこの勘定科目に適用されることを定義します。 | 勘定科目 |
FXレート - グローバル・アカウント・レート・オーバーライド | 複数通貨アプリケーションか? | この属性は、FXオーバーライド・レートが必要なアカウントを識別します。 | 勘定科目 |
会社間勘定 | デフォルトで有効化されています | この属性は、"調整勘定"として設定されている会社間勘定を識別するために使用されます。 | 勘定科目 |
会社間エンティティ | デフォルトで有効化されています | エンティティ・メンバーについて、そのメンバーに会社間の詳細を保管するかどうかを指定します。エンティティ・メンバーの会社間プロパティ(ICP_Entity_Yes)を設定すると、同じ名前のメンバーがICP_<Entity Name>という名前で会社間ディメンションに作成されます。 | エンティティ |
調整勘定である | デフォルトで有効化されています | この勘定科目が調整勘定科目の場合に指定します。 | 勘定科目 |
符号の切替えである | デフォルトで有効化されています | これは、Tax Reportingでは非推奨です。Tax Reportingの管理 の勘定科目の課税属性の定義を参照してください | 勘定科目 |
NCI勘定科目 | 「出資比率の管理」は有効ですか。 | この属性は、税引前収益の非支配持分が転記される、永久差異のNCI勘定科目を識別するために使用されます | 勘定科目 |
NIBT FXオーバーライド勘定科目 | 複数通貨アプリケーションか? | この属性は、FXオーバーライド・レートを使用して換算されるNIBT勘定科目を識別するために使用されます。 | 勘定科目 |
NIBT FXオーバーライド差異勘定科目 | デフォルトで有効化されています | この属性は、NIBTオーバーライド勘定科目(NIBT FXオーバーライド・レートと平均レート * NIBTの差異が反映される永久差異勘定科目)を識別するために使用されます。 | 勘定科目 |
オーバーライドFX換算メソッド | 複数通貨アプリケーションか? | Tax Reportingには、各勘定科目ベースでオーバーライドする換算方法が用意されています。 | 勘定科目 |
親の税金計算 | デフォルトで有効化されています | 親の税金計算は、税金計算を親レベルで実行する必要がある場合に設定されます。 | エンティティ |
PillarTwoCurrency | 「Pillar 2」は有効ですか。 | この属性は、Pillar 2管轄の入力通貨を識別するために使用されます | 管轄 |
PillerTwoEntity | 「Pillar 2」は有効ですか。 | この属性は、Pillar 2グローバル・ミニマム税用のスコープ内であるエンティティを識別するために使用されます | エンティティ |
調整勘定 | デフォルトで有効化されています | 会社間が「はい」に設定された勘定科目で、調整勘定が設定されていない場合、調整勘定を指定できます。 | 勘定科目 |
株主資本に対する税率変更 | デフォルトで有効化されています | この属性は、税率データの変更の影響が取り消され、この属性を含むすべての一時差異勘定科目の資本における税率変更の影響列に適用されることを定義します。 | 勘定科目 |
地域控除 | デフォルトで有効化されています | 地域控除は、地域税費用を国の税引当の控除対象にする必要がある場合に設定されます。 | エンティティ |
RTA前年度レート | デフォルトで有効化されています | この属性をRTA繰延のみ増減に割り当てると、P12税率とP13税率間の前年度税率、前年度期末レートまたは前年度差異を使用して税効果データを計算できます | 増減 |
{Scenario}_RC (「Scenario」はシナリオ名)。たとえば、Actual_RCのようになります。 | 「シナリオ - 株主資本に対するエンティティの税率変更」は有効ですか。 | アプリケーションの各シナリオに対して属性プロパティを作成します。Tax Reportingの管理 のエンティティの課税属性の定義を参照してください | エンティティ |
TAR勘定科目分類 | デフォルトで有効化されています | この属性は、新規に作成されたTAR勘定科目を国内または国外として計算するように設定できます。 | 勘定科目 |
TAR帳簿勘定科目(国) | デフォルトで有効化されています | これは、Tax Reportingでは非推奨です。Tax Reportingの管理 の勘定科目の課税属性の定義を参照してください | 勘定科目 |
TAR帳簿勘定科目(地域) | デフォルトで有効化されています | これは、Tax Reportingでは非推奨です。Tax Reportingの管理 の勘定科目の課税属性の定義を参照してください | 勘定科目 |
TAR差異再分類 | デフォルトで有効化されています | この属性は、税金自動化ロールフォワード(TAR)勘定科目階層下のTAR仕訳差異転記勘定科目を識別するために使用されます。期末残高と帳簿勘定科目に基づく期末残高との差異は、マップされた勘定科目に保存されます。 | 勘定科目 |
TAR管轄分類 | デフォルトで有効化されています | この属性は、国内の管轄を識別するために使用されます。属性が設定されていないすべての管轄は国外に自動的に分類されます | 管轄 |
税金自動化ソース増減 | デフォルトで有効化されています | Tax Reportingで将来使用できるように予約されています。Tax Reportingの管理 の増減の課税属性の定義を参照してください | 増減 |
税金自動化ターゲット増減 | デフォルトで有効化されています | この属性を繰延税金増減に割り当てると、ユーザーは「税金自動化」および「税金自動化地域」を使用してソース・データをターゲットにすることができます。 | 増減 |
税金データ型 | デフォルトで有効化されています | この属性は、アプリケーションに入力される勘定科目のデータがどのようなデータか(「PreTax」、「税金」、配賦)を定義します。 | 勘定科目 |
税金タイプ | デフォルトで有効化されています | 勘定科目に表示されるデータのタイプが国のデータまたは地域のデータ、あるいは国と地域の両方であるかを分類します。 | 勘定科目 |
換算タイプ | デフォルトで有効化されています | この属性を増減に割り当てると、ユーザーは期末レートを使用してデータを換算できます。 | 増減 |
WARSourceAccount | 「加重平均」は有効ですか。 | この属性は、その他税金および帳簿勘定科目に対する加重平均レートの計算に使用される税金費用勘定科目を関連付けます。 | 勘定科目 |
加重出資比率勘定科目 | 「加重平均」は有効ですか。 | この属性は、一定期間の出資比率の変更として出資比率に加重するのに使用される勘定科目を識別するために使用されます。属性を設定しない場合は、TRCS_NIBTAdjusted勘定科目が使用されます。 | 勘定科目 |