Enterprise Profitability and Cost Managementの検証

検証によってデータの整合性が確認されます。次の検証が、Enterprise Profitability and Cost Managementアプリケーションに対して実行されます。

名前 次の場合、検証エラーになる レベル

名前の一意性

メンバー名が、アプリケーションで使用されるすべてのノードで一意でない

アプリケーション

メンバー名

メンバー名が、現在のアプリケーションに対して定義されているディメンション名、キューブまたは属性ディメンションと同じである

メンバー

最初の文字

名前と別名が、最初の文字として特定の文字を使用している

メンバー

無効な文字

名前と別名に特定の無効な文字を使用している

メンバー

最大長

名前と別名が最大長を超えている

メンバー

先頭または末尾のスペース

名前と別名の先頭と末尾にスペースを使用している

メンバー

予約語

名前と別名が、アプリケーションに対して定義されている予約語のリストのいずれかと同じである

メンバー

別名の一意性

別名が、兄弟ノードのグループ内で一意でない

ディメンション

共有メンバー

共有メンバーが同じディメンションにない

ディメンション

共有メンバーが基本メンバーの前にあり

階層内で基本メンバーの上に共有メンバーがある ディメンション
所有権承認権限

ノードの所有権承認プロパティは、ビューポイントに対して少なくとも「参加者(読取り)」アクセス権を持っていないユーザーを参照します。所有権承認の理解を参照してください。

この検証はデフォルトで無効になっています。

ディメンション

プラン・タイプ

プラン・タイプはTrueに設定されているが、親にTrue値がない

注:

親が事前定義されたメンバーである場合、この検証はスキップされます。

ディメンション

データ・ストレージ

デフォルトのデータ・ストレージは「共有」または「ラベルのみ」であるが、キューブのデータ・ストレージが「共有」または「ラベルのみ」でない

注:

メンバーがキューブに存在しない場合、これはチェックされません。

プロパティ

許可される式

データ・ストレージが「動的計算」または「動的計算および保管」でない

プロパティ

定義済メンバーの編集

定義済メンバーに対して増減以外のアクションが実行されている

ノード

定義済メンバー・プロパティ

定義済メンバー・プロパティが変更されている

プロパティ

解決順

解決順が、プロパティの最小値と最大値の間にない

プロパティ

数値属性名

数値属性ディメンションの最下位レベルのノード名は数値フォーマットではありません

プロパティ

日付属性名

日付属性ディメンションの最下位レベルのノード名はmm-dd-yyyyフォーマットではありません

プロパティ

注:

ほとんどのアプリケーション固有の検証は事前定義済メンバー(つまりPLN.Enterprise Predefined MemberTrueに設定されているノード)に対しては実行されません。これは、これらのメンバーが外部アプリケーションからインポートされ、Oracle Enterprise Data Management Cloudでは編集できないためです。

事前定義済メンバーに対して実行されるアプリケーション固有の検証は、定義済メンバーの編集、定義済メンバー・プロパティおよび別名の一意性の検証のみです。

注:

「許可される式」および「プラン・タイプ」の検証は、共有ノード(データ・ストレージ=共有)ではチェックされません。アプリケーション・レベルのインポートとエクスポートでは、これらの値がEnterprise Profitability and Cost Managementで求められるとおりに変換されます。