ビューポイントの理解

ビューポイントは、ユーザーがノードを操作できるユーザー・インタフェースを提供します。ビューポイントの使用可能なノードと階層関係は、そのデータ・チェーンによって定義されます。

ビューポイントに次のアイテムを構成できます。

  • 編集できるプロパティ。
  • ユーザーがビューポイントで実行できるアクション。次のアクションを有効にできます。
    • 追加
    • 挿入
    • 移動
    • 除去
    • 削除
    • 並替え

      「並替え」が選択されている場合、ユーザーはノードの順序を変更できます。「並替え」は、データ・チェーンの階層セットがカスタム・ソート順を許可するように構成されている場合にのみ選択できます。

  • プロパティのラベル。たとえば、「国」という名前のプロパティを国名と表示する場合があります。

ビューポイントは1つのノード・セットを参照し、ビューポイントのデータ・チェーンのオブジェクトはビューポイントがリストと階層のどちらを表すかに依存します。

リストのデータ・チェーン

リストを表すビューポイントは、1つのノード・セットを参照します。次の図に示すように、ノード・セットは1つ以上のノード・タイプを参照します。


リストのビューポイントは、1つのノード・セットを参照します。ノード・セットは1つ以上のノード・タイプを参照します。

階層のデータ・チェーン

階層を表すビューポイントは、1つのノード・セットを参照します。ノード・セットは1つの階層セットを参照し、階層セットは1つ以上のノード・タイプを参照します。次の図は、階層を含むビューポイントのデータ・チェーンを示します。


階層のビューポイントは、1つのノード・セットを参照します。ノード・セットは1つの階層セットを参照し、階層セットは1つ以上のノード・タイプを参照します。

例18-5 ビューポイントの例

次の図に示すように、例18-1のビューポイントは、「分析」および「財務」階層を含むノード・セットを使用します。


ビューポイントは、「分析」および「財務」階層を含むノード・セットを使用します。

ユーザーが実行できるアクションとビューポイントで編集できるプロパティを指定できます。次の例では、ユーザーはノードの挿入と移動のみが可能で、「説明」プロパティを編集できますが、「名前」プロパティは編集できません。


ビューポイントではノードを挿入および除去でき、「説明」プロパティを編集できます。

ビデオ

目的 参照するビデオ

ビューポイントの作成について学習します。

ビデオ・アイコン ビューおよびビューポイントの作成