抽出の操作

抽出により、ディメンション内のビューポイントからフォーマットされたファイルまたはグローバル接続にデータを取得できます。任意のプロパティから、任意のプロパティについて抽出できます。ビューポイントとプロパティは、抽出に含めるためにバインドする必要はありません。

抽出とエクスポートの比較

抽出とエクスポートは、ディメンションからデータを取得する点で似ています。ただし、いくつかの主要な相違があります:

抽出 エクスポート
バインディング・ステータスに関係なく、任意のビューポイントまたはプロパティに対して実行できます バインドされたビューポイントおよびプロパティに制限されます
ビューポイントの全体データ・セット、データのフィルタされたサブセット、または増分データ変更を出力できます バインドされたビューポイントの全体データ・セット、またはバインドされたリスト・ビューポイントに対する増分変更を出力できます。
ディメンション所有者またはメタデータ・マネージャによって(パブリック抽出の場合)、またはビューへのアクセス権があり、ビューポイントに対して少なくとも参加者(読取り)権限があるユーザーによって(プライベート抽出の場合)、作成およびカスタマイズされます。 登録設定に基づいてシステムで作成されます
フォーマット・オプションはユーザーによって構成できます。外部アプリケーションに対する制約はありません。 ターゲット固有のロジックおよびフォーマットが含まれるため、外部アプリケーションによってインポートできます
ディメンションでは複数の抽出をサポートします ディメンションごとに1つのエクスポートが使用可能です
一度に1つのビューポイントに対して抽出を実行できます アプリケーション・タイプに応じて、複数のビューポイント間で抽出を実行できます
グローバル接続またはファイルに抽出できます(権限に応じて)。 アプリケーション接続またはファイルにエクスポートできます。
ロケールおよびタイム・ゾーンは固定であるため、実行場所に関係なく、抽出の出力は常に同じです アプリケーション・タイプに応じて、ユーザーのロケールに基づき日付および時間フォーマットが異なる場合があります。