グローバル接続の作成

グローバル接続により、抽出を使用して外部アプリケーションとデータを共有できます。

次の接続タイプがサポートされています:

  • Oracle Cloud EPM接続は、メタデータ・インポート・プロセスで使用するために、Enterprise Performance Management受信ボックスにデータを送信します。
  • Oracle Cloud ERP接続は、ファイルベース・データ・インポート(FBDI)プロセスで使用するために、Universal Content Management (UCM)ドキュメント・アカウントにデータを送信します。
  • Oracle Object Storage接続は、より汎用的な外部システムのテクノロジ・アダプタとして機能します。

使用例

  • Oracle Cloud ERPへのグローバル接続を使用して、Financials Cloudにインポートするために、アカウントの組合せ、マッピング・セット、関連する値セットなどのデータを転送できます。
  • Oracle Cloud EPMへのグローバル接続は、次のように使用できます:
    • Account Reconciliationビジネス・プロセスを管理する汎用アプリケーションでグローバル接続を使用して、プロファイルをアプリケーション受信ボックスに送信できます。
    • Profitability and Cost Managementビジネス・プロセスのディメンションを管理する汎用アプリケーションでグローバル接続を使用して、メタデータ・ファイルをprofitinboxに送信できます。
    • マッピング・ファイルをデータ管理受信ボックスに送信します

注:

アプリケーションのインポートおよびエクスポートにグローバル接続は使用されません。かわりに、アプリケーションの登録時に指定するアプリケーション接続情報が使用されます。

Oracle Fusion Cloud Enterprise Data Managementの特定のアプリケーションでのみ使用できるように、接続タイプを制限できます。

グローバル接続の作成

注:

グローバル接続を作成するには、サービス管理者である必要があります。

考慮事項

  • グローバル接続を作成した後、抽出に使用できます。複数の抽出にグローバル接続を使用できますが、各抽出で使用できるグローバル接続は1つのみです。
  • グローバル接続を作成した後は、接続タイプを変更できません。
  • グローバル接続は抽出にのみ使用できます。グローバル接続を使用してディメンションのエクスポートを実行することはできません。
  • グローバル接続に指定するパラメータは、接続タイプによって決まります。たとえば、Oracle Object Storageへのグローバル接続を設定するときは、デフォルト・バケットを指定する必要があります。
  • Oracle Cloud EPMアプリケーションへのグローバル接続では、基本およびOAuth2認証がサポートされています。それぞれのグローバル接続についてOAuth2クライアントを登録する必要があります。Cloud EPMアプリケーションでのOAuth2の使用を参照してください。
  • Oracle Cloud ERPおよびOracle Object Storageへのグローバル接続では、基本認証のみがサポートされています。

グローバル接続を作成するには:

  1. 「接続」クラスタから「作成」をクリックします。
  2. 接続タイプを選択します:
    • Oracle Cloud EPM
    • Oracle Cloud ERP
    • Oracle Object Storage
  3. 接続の名前および必要に応じて説明を入力し、「作成」をクリックします。

    グローバル接続が接続インスペクタに表示されます。

  4. 「編集」をクリックし、接続のパラメータを指定します。指定するパラメータは接続タイプに依存します:
    • Oracle Cloud EPMのパラメータ:
      フィールド 説明
      場所 EPM受信ボックスのURL。例: https://epm.mycloud.com

      注意:

      ブラウザからアドレスを貼り付ける場合は、URLにコンテキスト(例: /epmcloud)を含めないでください。
      認証タイプ オプションを選択します:
      • 基本: 提供されたユーザー資格証明を使用して認証します。
      • OAuth: OAuth2 IDとトークンを使用して認証します。(Oracle Cloud Infrastructure (OCI) / Gen 2アーキテクチャの環境でのみ使用できます。) Cloud EPMアプリケーションでのOAuth2の使用
      基本:
      ユーザー名/パスワード 基本認証に必要な資格証明

      アイデンティティ・ドメイン(オプション)

      認可時にユーザー名の前に追加するアイデンティティ・ドメイン。
      OAuth:
      クライアントID グローバル接続用に作成したクライアントのクライアントID。
      アクセス・トークン グローバル接続用に作成したクライアントのアクセス・トークン。
      リフレッシュ・トークン グローバル接続用に作成したクライアントのリフレッシュ・トークン。

      デフォルト・フォルダ(オプション)

      抽出ファイルをCloud EPM環境に送信するためのデフォルト・フォルダ:
      • PlanningフリーフォームFinancial Consolidation and CloseEnterprise Profitability and Cost Managementのデフォルトのアプリケーション受信ボックス
      • Data Managementフォルダ(たとえば、inbox/repository)
      • Profitability and Cost Management受信ボックス(たとえば、profitinbox)
    • Oracle Cloud ERPのパラメータ:
      フィールド 説明
      場所 EPMサーバーのURL。例: https://erp.mycloud.com
      ユーザー名/パスワード 基本認証に必要な資格証明

      アイデンティティ・ドメイン(オプション)

      認可時にユーザー名の前に追加するアイデンティティ・ドメイン。

      デフォルト・ドキュメント・アカウント

      Oracle Cloud ERPでのファイルの抽出先フォルダ。たとえば、fin/generalLedger/import
    • Oracle Object Storageのパラメータ:
      フィールド 説明
      場所 Oracle Object Storage CloudバケットのSwift URL。URLのフォーマット: https://swiftobjectstorage.region_identifier.oraclecloud.com/v1/namespace。ここで:
      • host name (Swift APIタイプを使用)は、たとえば、swiftobjectstorageです。
      • region_identifierは、ホストしているOracle Cloud Infrastructure (OCI)です。たとえば、us-phoenix-1リージョンと可用性ドメインを参照してください。
      • namespaceは、すべてのバケットとオブジェクトの最上位のコンテナです。各Oracle Cloud Infrastructureテナントには、アカウントの作成時に、システムによって生成された一意のObject Storage名前空間名が割り当てられます。

      ヒント:

      Oracle Object StoreのSwift URLには、バージョンとネームスペースを含める必要があります。「場所」パラメータで末尾にスラッシュを使用しないでください。
      ユーザー名/パスワード 次のような、認証に必要な資格証明:
      1. 認証トークンを生成します(『Oracle Cloud Infrastructureドキュメント』認証トークンを作成するにはを参照してください)。
      2. 「ユーザー名」に、認証トークンが生成されたOCIユーザー名を入力します。
      3. 「パスワード」に、生成された認証トークンを入力します。このパラメータでは大文字と小文字が区別されます。
      デフォルト・バケット 抽出されたファイルをオブジェクト・ストレージのネームスペース内に格納するためのコンテナ。このパラメータでは大文字と小文字が区別されます。
      デフォルト・サブフォルダ(オプション) 抽出ファイルを書き込む、デフォルト・バケットの下のサブフォルダ。指定したサブフォルダが存在しない場合は、作成されます。このパラメータでは大文字と小文字が区別されます。
  5. (オプション): 「サポートされているアプリケーション」で、「指定済」をクリックし、このグローバル接続を使用できるアプリケーションを選択します。
  6. 「接続のテスト」をクリックし、接続の詳細を検証します。

    注:

    Oracle Object Storage接続の場合、接続をテストするにはデフォルト・バケットを入力する必要があります。
  7. 「保存」をクリックします。

    注:

    接続を保存する前に、すべての接続内のすべての問題を修正する必要があります。いずれかの接続の接続詳細に欠落した必須フィールドがある場合、その接続にインジケータが表示され、1つ以上の接続に修正が必要な問題があるというエラーが表示されます。

グローバル接続を削除するには、「アクション」列でアクションをクリックし、「削除」をクリックします。抽出で使用されているグローバル接続は削除できません。