2 レシピをインストールする前に

データベースに正常に接続し、レシピの抽出を作成するには、次の構成タスクを実行する必要があります。

接続性エージェントのインストールおよび構成

接続性エージェントを使用すると、オンプレミス・データベースに接続できます。

  1. Oracle Integrationで、「設計」「エージェント」の順にクリックします。
  2. 「ダウンロード」をクリックし、接続性エージェントを選択して、任意の場所に保存します。
  3. 新しいエージェント・グループを作成します:
    1. 「作成」をクリックします。
    2. エージェント・グループの作成で、エージェントの名前、識別子および説明を入力し、「作成」をクリックします。

    Note:

    Oracle Enterprise Data Managementおよびデータベースへの接続を構成するときに作成したエージェントを選択する必要があります。レシピのインストールおよび構成を参照してください。
  4. エージェントの構成をダウンロードします。
    1. 作成したエージェントについて、「アクション」「アクション」アイコンをクリックし、構成のダウンロードを選択します。

      InstallerProfile.cfgファイルがダウンロードされます。

    2. ダウンロードしたInstallerProfile.cfgファイルを、ステップ2で接続性エージェントを保存したフォルダにコピーして、既存のファイルを上書きします。

接続性エージェントの開始

接続性エージェントをダウンロードして構成した後、次のステップに従って接続性エージェントを開始します:

  1. コマンド・ウィンドウを開き、接続性エージェントをダウンロードしたフォルダにナビゲートします。
  2. 次のコマンド: java -jar .\connectivityagent.jarを入力して、エージェントを開始します。

抽出したデータ用のデータベース表の作成

Oracleデータベースで次のタスクを実行して、Oracle Enterprise Data Managementから抽出するエンタープライズ・データ用の表を作成します:

  1. (オプション): 表に対して新しいスキーマを作成します。
  2. 次のスクリプトを実行して、スキーマの下にEXTRACT_UPLOADという名前の表を作成します。
    create table EXTRACT_UPLOAD
    (
        NAME        VARCHAR2(1024),
        DESCRIPTION VARCHAR2(1024)
    )

Oracle Enterprise Data Managementでの抽出の作成

Note:

このレシピは、リスト・ビューポイントから「名前」および「説明」プロパティを抽出します。抽出を作成するとき、両方のプロパティが含まれるかぎり、抽出の環境にある任意のリスト・ビューポイントを使用できます。

このレシピでは、取得済GL (レガシー)アプリケーションの「コスト・センター」ディメンションを例として使用しており、サンプル・アプリケーションの作成時に使用できます(Enterprise Data Management Cloudの管理および操作サンプル・アプリケーションの作成を参照)。必要なプロパティを含むリスト・ビューポイントに対して抽出を作成しているかぎり、このアプリケーションを使用する必要はありません。

抽出を作成するには:

  1. Oracle Enterprise Data Managementから、抽出を作成するディメンションを検査します。この例では、サンプル・アプリケーションで使用可能な取得済GL (レガシー)アプリケーションの「コスト・センター」ディメンションを使用します。

    Note:

    EDM DB抽出同期統合の要求本文に、抽出を作成するアプリケーションおよびディメンションを入力する必要があります。EDM DB抽出同期統合の実行を参照してください。
  2. 「抽出」タブで、「作成」をクリックします。
  3. 抽出の作成画面で、次の値を指定します:
    フィールド 入力する情報
    ビューポイント データの抽出元のビューポイント。

    Note:

    DB EDM抽出同期統合の要求本文に、ビューおよびビューポイントの名前を入力する必要があります。DB EDM抽出同期統合の実行を参照してください。
    コスト・センター
    名前 抽出の名前。

    Note:

    EDM DB抽出同期統合の要求本文に、抽出名を入力する必要があります。EDM DB抽出同期統合の実行を参照してください。
    CCExtract
    説明 (オプション)抽出の説明。 コスト・センターをデータベースと同期するための抽出。
    抽出の種類 抽出の種類。これは、「全体」である必要があります。 全体
  4. 抽出のプロパティを選択します:
    1. 抽出インスペクタから、「列」タブで「編集」をクリックします。
    2. 「プロパティの管理」をクリックし、「説明」を選択して、「OK」をクリックします。

      Note:

      「名前」プロパティはデフォルトですでに選択されています。
    3. 「保存」をクリックします。
  5. 抽出をパブリックに移行します:
    1. ディメンション・インスペクタから、作成した抽出の「アクション」列で「アクション」「アクション」メニューをクリックし、「上位へ移動」を選択して、「はい」をクリックして確認します。
    2. 「保存」をクリックします。