ルール・セットの作成

ルール・セットを作成するには:

  1. ホーム・ページで、「モデリング」「デザイナ」の順に選択します。

  2. 「ウォーターフォール設定」タブで、「モデル」ドロップダウンをクリックし、モデルを選択します。

  3. プラス・アイコンをクリックし、「ルール・セット」を選択します。

  4. 「定義」タブで、ルール・セットに関する情報を入力します:

    • ルール・セット: ルール・セットの名前を入力します。

      たとえば、Enterprise Profitability and Cost Managementで提供されるBksML50サンプル・アプリケーションには、Occupancy Expense Allocationsというルール・セットがあります。

    • 説明: ルール・セットの説明を入力します。

      ここに入力した説明は、モデル・ドキュメンテーション・レポートに表示されます。後でモデル・ロジックをレビューする人に有益となる、ルール・セットに関する情報の説明を入力します。モデル・ドキュメンテーション・レポートの生成を参照してください。

      たとえば、Occupancy Expense Allocationsルール・セットの説明は次のようになります: 賃借料は、費用が支払われるコスト・センターから施設を使用するコスト・センターに再割当されます。ルール・セット・コンテキストは、アクティビティ、製品、顧客および地域ディメンションに対して定義され、これらのディメンションはこれらのルールでは使用されないため、<dimname>なしメンバーを選択します。

    • シーケンス: ルール・セットが実行される順序を決定する番号を入力します。シーケンスにより、ルール・セットが「ウォーターフォール設定」タブに表示される順序も決定されます。シーケンスには、1から9999までの任意の整数を指定できます。

    • 使用可能: 選択した場合、計算の実行時にルール・セットがアクティブになります。

    • モデル・コンテキストの使用: 選択した場合、モデルの作成中に行われたメンバー選択が、ルール・セット内のすべてのルールに適用されます。モデル・コンテキストを使用すると、ルールごとに同じメンバーを選択する必要がなくなるため、時間を節約して一貫性を確保できます。モデル・コンテキストおよびルール・セット・コンテキストの理解を参照してください。

  5. 「ルール・セットの計算オプション」を選択します:

    • シリアル計算: シーケンス番号に応じて、ルール・セット内のすべてのルールを順番に実行します。

    • 並列計算: 同じシーケンス番号を持つルールを同時に実行します。並列で実行できるルールの数は、「アプリケーション設定」「計算スレッド」設定で定義されます。アプリケーションおよびシステムの設定の管理についてを参照してください。

    • 反復計算: ルール・セットを順番に複数回実行します。このオプションを選択する場合は、実行する反復回数を入力します。「反復計算」を使用して、モデル内の相互配賦関係の影響を解決します。

  6. オプション: 「メンバー選択」タブで、「ルール・セット・コンテキスト」を作成して、ルール・セット内のすべてのルールに適用されるディメンションのメンバーを定義します。デフォルトのメンバー選択を定義すると、ディメンションがルールで使用されるたびにそのディメンションのメンバーを選択する必要がなくなります。配賦ルールのソースと宛先またはカスタム・ルールのターゲットを定義する際に使用されるディメンションのデフォルトのメンバーを選択できます。モデル・コンテキストおよびルール・セット・コンテキストの理解を参照してください。

    ルール・セットのディメンションのデフォルトのメンバー選択を定義するには:

    1. 「ディメンションの追加」ドロップダウンをクリックし、ディメンションを選択します。

    2. 「メンバーの選択」をクリックし、「メンバー・セレクタの起動」アイコンをクリックします。

    3. 「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスで、ディメンションに割り当てるメンバーを選択し、「OK」をクリックします。

      ルール・セット・コンテキストのデフォルトのメンバーを選択する場合、レベル0のメンバーのみを選択できます。「メンバーの選択」ダイアログ・ボックスの使用方法の詳細は、メンバー・セレクタの使用を参照してください。

  7. 「保存して閉じる」をクリックします。