「ルール・セット」ページを使用して、複数のルール・セットを一度に作成します。これは、モデルに多数のルール・セットを作成する必要がある場合に便利です。ルール・セットの初期アウトラインを作成し、後で戻って各ルール・セットに固有の詳細を定義できます。これは時間を節約でき、モデルをさらに効率的に管理するのに役立ちます。
複数のルール・セットを作成するには:
ホーム・ページで、「モデリング」、「デザイナ」の順に選択します。
「ウォーターフォール設定」タブで、「モデル」ドロップダウンをクリックし、モデルを選択します。
をクリックし、複数のルール・セットを選択します。
「ルール・セット」ページで、
をクリックして新規ルール・セットを追加し、次の情報を入力します:
名前: ルール・セットの名前を入力します。
たとえば、Enterprise Profitability and Cost Managementで提供されるBksML50サンプル・アプリケーションには、Occupancy Expense Allocationsというルール・セットがあります。
シーケンス: ルール・セットが実行される順序を決定する番号を入力します。シーケンスにより、ルール・セットが「ウォーターフォール設定」タブに表示される順序も決定されます。シーケンスには、1から9999までの任意の整数を指定できます。
使用可能: 選択した場合、計算の実行時にルール・セットがアクティブになります。
モデル・コンテキストの使用: 選択した場合、モデルの作成中に行われたメンバー選択が、ルール・セット内のすべてのルールに適用されます。モデル・コンテキストを使用すると、ルールごとに同じメンバーを選択する必要がなくなるため、時間を節約して一貫性を確保できます。モデル・コンテキストおよびルール・セット・コンテキストの理解を参照してください。
説明: ルール・セットの説明を入力します。
後でモデル・ロジックをレビューする人に有益となる、ルール・セットに関する情報の説明を入力します。
たとえば、Occupancy Expense Allocationsルール・セットの説明は次のようになります: 賃借料は、費用が支払われるコスト・センターから施設を使用するコスト・センターに再割当されます。ルール・セット・コンテキストは、アクティビティ、製品、顧客および地域ディメンションに対して定義され、これらのディメンションはこれらのルールでは使用されないため、<dimname>なしメンバーを選択します。
ここに入力した説明は、モデル・ドキュメンテーション・レポートに表示されます。モデル・ドキュメンテーション・レポートの生成を参照してください。
必要な数のルール・セットを追加し、「保存」をクリックします。
「ルール・セットのエクスプレス編集ステータス」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックし、ルール・デザイナに戻ります。
新規ルール・セットを追加すると、「ウォーターフォール設定」ページに既存のルール・セットとともに表示されます。その後、ルール・セットを選択し、
(「編集」)をクリックしてルール・セットに関する詳細情報を追加できます。
Note:
「ルール・セット」ページを再度開いて、さらにルール・セットを追加するかルール・セット情報を変更する場合、以前に作成したルール・セットの「モデル・コンテキストの使用」の選択は編集できません。