リプレイ・ファイルの作成

リプレイ・ファイルは、資格証明(ユーザー名とパスワード)とHARファイルの名前を含むCSVファイルです。指定されたHARファイルがEPM自動化のreplayコマンドを使用して実行され、システムに負荷を与えます。

指定するユーザー名とパスワードには、HARファイルに含まれるアクティビティを実行する権限があることを確認します。

replayコマンドを実行すると、EPM自動化はリプレイ・ファイルの各行を並列で実行して、サービスに負荷を与えます。たとえば、リプレイ・ファイルの内容が10行ある場合は、EPM自動化によって10セッションがリプレイされます。これにより、指定の負荷がサービスにかかっている状況でもユーザー・エクスペリエンスが許容できることを確認するテストを実行できます。HARファイルに含まれる各アクティビティは逐次実行されます。

replayコマンドの実行の詳細は、replay を参照してください。

リプレイ・ファイルを作成するには:

  1. Microsoft Office Excelを開いて、新しいワークシートを開始します。
  2. ユーザー名、パスワード、HARファイルの場所を、行1の列A、B、Cそれぞれに入力します。
    このステップを繰り返して、追加の行を作成します。

    注:

    HARファイルの場所として絶対パスを指定する必要があります。ファイル・パスにはディレクトリの区切りとしてスラッシュ(/)を使用します。バックスラッシュ(\)は使用しないでください。
  3. ファイルを保存します
  4. 「名前を付けて保存」で次のステップを実行します。
    1. リプレイ・ファイルを格納するディレクトリを選択します。
    2. 「ファイル名」に名前を指定し、「ファイルの種類」「CSV (カンマ区切り) (*.csv)」を選択します。
    3. 「Save」をクリックします。
      サンプルのリプレイ・ファイルを次に示します。
      サンプルのリプレイ・ファイル