トレース・ファイルの生成

replayコマンドの実行中に、Oracleサポートと共有して問題をトラブルシューティングするためのトレース・ファイルを生成できます。Oracleサポートはトレース・ファイルを使用して、環境がOracle Smart View for Officeアクティビティを処理した方法を理解します。

オプションのtrace=trueパラメータをreplayコマンドで使用して、XML形式のトレース・ファイルを生成します。HARファイルの各アクティビティでこのパラメータを使用すると、EPM自動化は、アクティビティに対するSmart Viewのレスポンスを含むトレース・ファイルを作成します。

トレース・ファイルの名前はtrace-N.xmlのように付けられます。たとえば、trace-1.xmlで、Nは1から始まるカウンタです。同じ名前の複数のHARファイルがリプレイ・ファイルに指定された場合、EPM自動化によってトレース・ファイルが1つのフォルダにまとめられます。

1つのHARファイルに関連する複数のトレース・ファイルは、EPM自動化を実行したディレクトリ内のフォルダに格納されます。EPM自動化によって、リプレイ・ファイルに指定したHARファイルごとに1つのフォルダが作成されます。EPM自動化では、サーバーの現在のシステム時刻とHARファイル名をYYYY_MM_DD_HH_MM_SS_HAR_FILE_NAMEの形式で組み合せて、フォルダの名前が付けられます。たとえば、HARファイル名がforecast1.harの場合、フォルダ名は2016_06_08_10_21_42_forecast1となることがあります。