サンプル・リプレイ・セッション

複数のHARファイルを使用してreplayコマンドを実行する方法について説明します。

この項では次を前提としています。

次のHARファイルを作成しました。各HARファイルには同じセットのアクティビティを含めることができます。詳細は、HARファイルの作成を参照してください。
- C:\Oracle\EPM Automate\forecast_vision_plan1.har
- C:\Oracle\EPM Automate\forecast_vision_plan2.har
- C:\Oracle\EPM Automate\forecast_plan2.har
次の内容を含むリプレイ・ファイルC:/Oracle/EPM Automate/vision_forecast_replay.csvを作成しました(詳細は、リプレイ・ファイルの作成を参照)。

注:

replayファイル内のファイル・パスにはディレクトリの区切りとしてスラッシュ(/)を使用します。バックスラッシュ(\)は使用しないでください。
```
john.doe@example.com,examplePwd,C:/Oracle/EPM Automate/forecast_vision_plan1.har
john.doe@example.com,examplePwd,C:/Oracle/EPM Automate/forecast_vision_plan2.har
john.doe@example.com,examplePwd,C:/Oracle/EPM Automate/forecast_plan2.har
```

replayコマンドを実行するには:

コマンド・プロンプト・ウィンドウで、EPM自動化がインストールされたディレクトリ、たとえばC:\Oracle\EPM Automate\binにナビゲートします。
サービス管理者として環境にサインインし、replayコマンドを実行します。

epmautomate login john.doe@example.com examplePassword https://test-cloud-pln.pbcs.us1.oraclecloud.com myIdentityDomain

epmautomate replay "c:/Oracle/EPM Automate/vision_forecast_replay.csv" duration=12 lagTime=5.5 trace=true
EPM自動化によって、リプレイ情報がコンソールに表示され、指定時間(この例では12分)後に処理が停止されます。直前のコマンドにはtrace=trueパラメータが含まれるため、トレース・フォルダおよびトレース・ファイルも作成されます。
コマンドはC:\Oracle\EPM Automate\binから実行されたため、EPM自動化によってトレース・ファイルは次のフォルダに格納されました。これらのフォルダの名前はHARファイルの名前に基づいて決まることに注意してください。
- C:\Oracle\EPM Automate\bin\2017_01_08-12_52_37-forecast_plan2-jdoe@example.com
- C:\Oracle\EPM Automate\bin\2017_01_08-12_52_37-forecast_vision_plan1-jdoe@example.com
- C:\Oracle\EPM Automate\bin\2017_01_08-12_52_37-forecast_vision_plan2-jdoe@example.com
環境からサインアウトします。
epmautomate logout