Oracle Essbaseデータ・スライスへのアクセス権を制御するデータ権限をリフレッシュして、Profitability and Cost Managementアプリケーションに定義されたデータ権限と一致するようにします。
Profitability and Cost Managementアプリケーションで作成したユーザーおよびグループ・レベルのデータ権限は、Essbaseで自動的に同期化されます。アプリケーション内のデータ権限とEssbase内のフィルタの不一致があると思われる場合は、このコマンドを使用してEssbaseデータへのアクセス権を同期します。
この操作を完了するまでにかかる時間は、アプリケーションのサイズによって変わります。次回のメンテナンス・ウィンドウでアプリケーションがバックアップされる前に、データ権限のリフレッシュ操作が完了するようにしてください。この操作が行われている間はアプリケーションを使用できないため、ユーザーがアプリケーションを使用しない時間帯にこの操作をスケジュール設定するようにお薦めします。
適用対象
Profitability and Cost Management
必要な役割
「サービス管理者」、「パワー・ユーザー」
使用方法
epmautomate applyDataGrants APPLICATION_NAME
。ここで、APPLICATION_NAME
は、データ権限を再作成するProfitability and Cost Managementアプリケーションの名前です。
例
epmautomate applyDataGrants BksML12