invalidLoginReport

OCI (Gen 2)環境で、無効なログイン・レポートを作成します。このレポートには、環境に指定された監査保持期間に対応する指定された期間において、環境への失敗したサインインの試行がリストされます。デフォルトの保持期間は30日です。Oracle Cloud Identity Consoleで「監査保持期間(日)」設定を変更して、最大90日まで拡張できます。90日を超える期間の監査データを保持するには、このレポートおよび役割割当監査レポートを定期的にダウンロードしてアーカイブします。

無効なログイン・レポートには、次のような情報が含まれます:

  • サインインを試行したユーザーのユーザー名
  • ユーザーがサインインを試行したリモートIPアドレス
  • サインイン試行のタイムスタンプ

このレポートには、相当するIdentity Cloud Serviceへの不成功となったログイン試行がすべて表示されます。これらがすべて1つのOracle Enterprise Performance Management Cloudインスタンスに関連しているとはかぎりません。
サンプルの無効なログイン・レポート

downloadFileコマンドを使用して、レポートをローカル・コンピュータにダウンロードします。

適用対象

Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Account Reconciliation、Profitability and Cost Management、Enterprise Profitability and Cost Management、 Oracle Enterprise Data Management Cloud、Narrative Reporting、Strategic Workforce PlanningおよびSales Planning。

必要な役割

アイデンティティ・ドメイン管理者および事前定義済役割(サービス管理者、パワー・ユーザー、ユーザーまたは参照者)

使用方法

epmAutomate invalidLoginReport FROM_DATE TO_DATE FILE_NAME.CSV。ここで:

  • FROM_DATEは、レポートを生成する期間の開始日(YYYY-MM-DD形式)を示します。この日付は、Oracle Cloud Identity Consoleで指定した監査データ保持期間内である必要があります。
  • TO_DATEは、レポートを生成する期間の終了日(YYYY-MM-DD形式)を示します。
  • FILE_NAMEは、レポートのCSVファイルの名前です。

Note:

このレポートは、過去90日間についてのみ生成できます。

例

epmAutomate invalidLoginReport 2021-06-01 2021-06-30 invalidLoginReport.CSV