OCI (GEN 2)環境の利用可能なバックアップ・スナップショットを一覧表示して、特定のバックアップが利用可能かどうかを判断し、アーカイブまたは現在の環境を自分で復元するために使用できるようにします。このコマンドは、クラシックOracle Enterprise Performance Management Cloud環境では機能しません。
特定のバックアップを復元する前に、このコマンドを使用して、必要なバックアップがOracle Object Storageで使用可能かどうかを確認してください。バックアップが利用可能な場合は、restoreBackupコマンドを実行して、バックアップを復元(ご使用の環境にコピー)できます。バックアップをコピーした後、importSnapshotコマンドを使用してインポートできます。環境のセルフサービス復元により、処理時間を節約できます。
Narrative Reporting以外のサービスの場合、このコマンドは、使用可能なバックアップ・スナップショット(日次メンテナンス・プロセスによって作成される)を一覧表示します。これには、命名規則YYYY-MM-DDTHH:MM:SS/Artifact_Snapshot.zip
が使用されます。たとえば、2022-02-16T21:00:02/Artifact_Snapshot.zip
です。Narrative Reportingの場合、使用可能なスナップショットは命名規則YYYY-MM-DDTHH:MM:SS/EPRCS_Backup.tar.gzを使用します。たとえば、2022-02-16T21:00:02/EPRCS_Backup.tar.gzです。どちらの場合も、タイムスタンプはスナップショットが作成されたUTC時刻を反映しています。次の図は、サンプルのコマンド出力を示しています。
適用対象
Planning、Planningモジュール、フリーフォーム、Financial Consolidation and Close、Tax Reporting、Account Reconciliation、Profitability and Cost Management、Enterprise Profitability and Cost Management、Oracle Enterprise Data Management Cloud、Narrative Reporting、Sales PlanningおよびStrategic Workforce Planning。必要な役割
サービス管理者、移行管理者アプリケーション役割に割り当てられているパワー・ユーザー
使用方法
epmAutomate listBackups
例
epmAutomate listBackups