この項では、EPM自動化を使用するための前提条件(環境でのOracle Enterprise Performance Management Cloud資格証明の使用やデフォルトのファイルの場所など)を示します。
全般
すべてのEPM Cloudユーザーは、自分のアイデンティティ・ドメイン資格証明を使用し、EPM自動化を使用して環境に接続できます。ユーザーに割り当てられている事前定義済役割とアプリケーション役割によって、ユーザーが実行できるコマンドが決まります。
コマンドを実行する必要があるファイルは環境内に存在する必要があります。uploadFile
コマンドを使用して、ファイルをアップロードします。
各サービスで使用されるデフォルトのファイルの場所については、デフォルトのファイルの場所を参照してください。
deletefile
、listfiles
、uploadfile
があります。Planning
次の項で説明するコマンドの多くではジョブが必要です。ジョブはデータのインポートまたはエクスポートなどの、すぐに開始するか、後の時刻にスケジュールできるアクションです。たとえばデータのインポートまたはエクスポートや、データベースのリフレッシュなどです。
ジョブ・コンソールを使用して、次の操作を実行するための適切なジョブを作成する必要があります。Planningでのジョブの作成方法の詳細は、Planningの管理のジョブの管理を参照してください。
実行するビジネス・ルールはアプリケーションに存在する必要があります。
Calculation Managerを使用してビジネス・ルールを作成すると、アプリケーションにデプロイされます。Oracle Enterprise Performance Management Cloud Calculation Managerでの設計を参照してください。
データ管理
データ・ロード・ルールでは、データ管理によってファイルからデータをロードする方法を定義します。EPM自動化を使用してデータをロードするには、データ・ロード・ルールを事前に定義しておく必要があります。
データ管理で定義されているバッチを使用してデータをロードできます。バッチを使用すると、ユーザーはバッチで多種多様なロード・ルールを組み合せ、逐次モードまたは並列モードで実行できます。