電子メール通知

デフォルトで、Oracle Fusion Cloud EPM管理者(oraclecloudadmin_ww@epm.oraclecloud.com)は各新規ユーザーに電子メールを送信します。

この電子メールには、ユーザーが環境にサインインするために必要な資格証明(ユーザー名と一時パスワード)が含まれます。

  • ユーザー名は、ASCII文字のみを含み、アイデンティティ・ドメイン内で一意である必要があります。
  • ユーザー名として使用する場合、電子メールIDは一意である必要があります。
  • ユーザーの名、姓および電子メールIDには、アポストロフィの句読点(')を使用できます。
  • アポストロフィの句読点が含まれている電子メールIDは、ユーザー名としては使用できません。次の情報ソースを使用します:

マイ・サービス(OCI)を使用してユーザーが追加される場合、新しいユーザーには電子メールは送信されません。事前定義済役割が割り当てられた後にのみ、電子メール通知が送信されます。ユーザーがOracle Cloudコンソール(IAM)Oracle Cloud Identity ConsoleEPM自動化またはREST APIを介して追加される場合、ユーザーが追加されると電子メールが送信されます。

Note:

OCI (Gen 2)環境では、ユーザーの追加、役割の割当て、パスワードの有効期限などのアクティビティについて、Identity Cloud Serviceからの電子メール通知の通知テンプレートを変更できます。通知言語、通知を送信するアクティビティ、電子メールの送信者、件名および本文を選択できます。詳細は、Oracle Identity Cloud Serviceの管理Oracle Identity Cloud Serviceの通知のカスタマイズを参照してください。

新規作成ユーザーへのようこそ電子メール通知を回避する方法

アイデンティティ・プロバイダ(IdP)を使用したシングル・サインオン(SSO)を構成する際、ユーザー情報をファイルからOracle Cloudコンソール(IAM)またはOracle Cloud Identity Consoleにインポートすると、ユーザーにようこそ電子メール通知が送信されなくなります。インポート・ファイルには、次のフィールドが必要です:

User ID,Last Name,First Name,Work Email,Primary Email Type,Federated,ByPass Notification 
john.doe@example.com,Doe,John,john.doe@example.com,WORK,TRUE,TRUE 
jdoe,Doe,Jane,jane.doe@example.com,WORK,TRUE,TRUE 

FederatedフィールドとByPass Notificationフィールドの両方がTRUEに設定されていることを確認してください。

クローニングにより作成したユーザーへのようこそ電子メールを回避する方法

SSOが有効な環境で、新規に作成されたユーザー(たとえば、OCI (Gen 2)への移行時に作成されたユーザー)にアクティブ化電子メールが送信されないようにすることができます。詳細は、 Oracle Identity Cloud Serviceの通知のカスタマイズを参照してください。

Oracle Cloud Identity Consoleを使用するOCIのお客様

アクティブ化電子メールを無効にするには:

  1. Oracle Cloud Identity Consoleにアクセスします。Oracle Cloud Identity Console (IDCS)へのアクセスを参照してください。
  2. ナビゲーション・ドロワーを展開し、「設定」「通知」の順にクリックします。
  3. 「構成」タブで、チェック・ボックスの選択を解除して、送信しない通知電子メールを無効にします。
    通知設定を無効化または有効化するための画面
  4. 「保存」をクリックします。

Oracle Cloudコンソール(IAM)を使用するOCIのお客様

アクティブ化電子メールを無効にするには:

  1. Oracle Cloudコンソール(IAM)にサインインします。Oracle Cloudコンソール(IAM)へのアクセスを参照してください。
  2. 「アイデンティティ・ドメイン」の下にある「設定」をクリックし、「通知」をクリックします。
  3. 「構成」タブで、「エンド・ユーザー通知」をクリックし、チェック・ボックスの選択を解除して、送信しない通知電子メールを無効にします。
    通知設定を無効化または有効化するための画面
  4. 「変更の保存」をクリックします。