Narrative Reportingの場合のみ

Narrative Reportingでは、uploadFileおよびdownloadFile EPM自動化コマンドを使用して、バックアップおよびリストア・アクティビティを実行します。

スナップショットのダウンロード

次のEPM自動化コマンドを使用して、データベース・スナップショットをローカル・コンピュータにダウンロードします:

EPMAutomate downloadFile EPRCS_Backup.tar.gz

このコマンドの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作downloadFileを参照してください。

環境へのバックアップ・スナップショットのアップロード

次のコマンドを使用して、ローカル・コンピュータからNarrative Reporting環境にバックアップ・データベース・スナップショットをアップロードします:

EPMAutomate uploadFile EPRCS_Backup.tar.gz [to_be_imported][to_be_imported]はオプションで、Narrative Reporting環境内の場所です。指定されていない場合は、アップロードされたスナップショットで現在の日次メンテナンス・スナップショットが置換されます。場所が指定されている場合、EPRCS_Backup.tar.gzは、環境の次回のメンテナンス中にインポートされます。

このコマンドの詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloud EPM自動化の操作uploadFileを参照してください。

注:

宛先の環境が同じリリース以降であることを確認してください。古いリリースが含まれるサービスにバックアップ・スナップショットをリストアすることはできません。環境の現在のバージョンは、ホーム・ページの「設定およびアクション」メニューから確認できます。

バックアップ・スナップショットからの環境のリストア

バックアップ・スナップショットをリストアすると、環境は、スナップショットが取得された時点の状態に戻ります。バックアップ後に発生した変更は、リストアされた環境には反映されません。

サービス管理者は、現在のメンテナンス・スナップショット画面から、またはバックアップ・スナップショットが環境と同じリリース以降の場合はローカル・コンピュータからアップロードされたバックアップから、環境をリストアできます。

サービス管理者Narrative Reporting環境のto_be_importedの場所にアップロードしたバックアップ・スナップショットは、次回の日次メンテナンス中に自動的にリストアされます。バックアップ・スナップショットをto_be_importedにアップロードした直後にメンテナンスを開始するように、次回のメンテナンスをスケジュールできます。日次メンテナンスにバックアップからのアプリケーションのリストアが含まれている場合、メンテナンス・プロセスに1時間以上かかることがあります。追加時間の要件は、リストアしているスナップショットのサイズによって異なります。環境のメンテナンス開始時間の設定を参照してください。

「日次メンテナンス」画面で、サービス管理者は、現在のメンテナンス・スナップショットを使用して環境をリストアできます。

現在のメンテナンス・スナップショットから環境をリストアするには:

  1. 環境にサインインします。
  2. ホーム・ページで、「ツール」「日次メンテナンス」の順にクリックします。
  3. バックアップ・スナップショットのリストアで、最新の日次バックアップの使用を選択します。
  4. リストアのスケジュールをクリックします。
  5. 次回の日次メンテナンス中にメンテナンス・スナップショットから環境をリストアするには、「はい」をクリックします。