EPM Cloudの外観のカスタマイズ

環境を簡単に識別できるようにカスタマイズできます。たとえば、テスト環境を本番環境と区別したり、あるサービス・タイプを別のサービス・タイプと区別することができます。

Oracle Enterprise Performance Management Cloud環境の次のデフォルトの外観オプションを構成します:

  • レッドウッド・エクスペリエンスを有効化するか、表示テーマを選択する。これにより、ユーザー・インタフェースのカラー・スキームが変更されます
  • ホーム・ページの右上隅に表示されるOracleロゴ
  • ホーム・ページに表示される背景イメージ
  • 画面上部のロゴの隣にあるビジネス・プロセス名

注:

EPM Cloudのサービスがすべて同じカスタマイズ・オプションを提供しているわけではありません。

レッドウッド・エクスペリエンス

レッドウッド・エクスペリエンスを有効にすると、環境のルック・アンド・フィールを選択するための代替テーマが使用できなくなります。ただし、カスタム・ロゴと背景イメージを維持することはできます。レッドウッド・エクスペリエンスについてを参照してください。

カスタム・ロゴの要件

幅125ピクセル×25ピクセルより小さいロゴ・イメージは、サイズ変更なしで表示されます。大きいイメージ・ロゴの場合、そのイメージが歪みなしでスケーリングされるように、5:1の比率を維持することをお薦めします。

背景イメージの要件

背景イメージのデフォルト・サイズは1024x768です。それより大きい背景イメージを使用する場合、そのイメージは、ディスプレイの解像度設定に適合するようにスケーリングされます。背景イメージをブラウザとモバイル・デバイスの両方に適合させるには、最大画面(または解像度が最高のデバイス)に収まるようにイメージをサイズ設定することをお薦めします。背景イメージは、水平方向の中央に配置されます。

OCI (Gen 2)環境のカスタム・サインイン・ページ

OCI (Gen 2)環境では、認証REST APIを使用して、Oracle Identity Cloud Serviceサインイン・ページをカスタマイズできます。手順については、https://www.oracle.com/webfolder/technetwork/tutorials/obe/cloud/idcs/idcs_authn_api_obe/authn-api.htmlを参照してください。

環境の外観をカスタマイズするには:

  1. サービス管理者として環境にアクセスします。EPM Cloudへのアクセスを参照してください。
  2. 次のいずれかのアクションを行います:
    • Narrative Reporting以外のビジネス・プロセス: 「ツール」「外観」の順にクリックします。
    • Narrative Reportingの場合のみ: 「外観」をクリックします。
  3. オプション: Account ReconciliationFinancial Consolidation and ClosePlanningPlanningモジュールフリーフォームProfitability and Cost ManagementEnterprise Profitability and Cost ManagementOracle Enterprise Data Management CloudおよびTax Reportingのみ: 「レッドウッド・エクスペリエンスの有効化」を選択して、レッドウッド・テーマと追加機能を有効にします。
    レッドウッド・エクスペリエンスを有効にした場合、テーマを選択して背景色を設定することはできません。
  4. オプション: 「レッドウッド・エクスペリエンスの有効化」オプションが選択されていない場合は、テーマを選択して環境のルック・アンド・フィールを設定します。
    • Profitability and Cost Management以外のビジネス・プロセス: 「テーマ」から、テーマを選択します。
    • Profitability and Cost Managementのみ: 「背景色」から、テーマを選択します。
  5. オプション: デフォルトのOracleロゴを置き換えるカスタム・ロゴを使用するには、「ロゴ」または「ロゴ・イメージ」でオプションを選択します。
    • 「ファイル」から「参照」を使用し、コンピュータからカスタム・ロゴ画像を選択し、「更新」をクリックして環境にアップロードします。

      注:

      UIですぐに認識され、正しく表示されるように、ファイル名にはスペースを使用しないでください(例: test logo.png)。まったくスペースを含めないか、わかりやすくするためにアンダースコアを使用できます(例: testlogo.pngまたはtest_logo.png)。
    • 「URL」を使用して、カスタム・ロゴを入手できるURLを指定します。
    • 「事前定義」では、デフォルトのOracleロゴを使用します。
    「URL」オプションと「事前定義」オプションは、Oracle Enterprise Data Management Cloud環境では使用できません。
  6. オプション: 背景イメージを変更するには、「背景イメージ」でオプションを選択します。
    • 「ファイル」から「参照」ボタンを使用し、コンピュータからカスタム背景画像を選択し、「更新」をクリックして環境にアップロードします。

      注:

      UIですぐに認識され、正しく表示されるように、ファイル名にはスペースを使用しないでください(例: test image.png)。まったくスペースを含めないか、わかりやすくするためにアンダースコアを使用できます(例: testimage.pngまたはtest_image.png)。
    • 「URL」を使用して、カスタム・イメージを入手できるURLを指定します。
    • 「事前定義」では、選択したテーマに関連付けられたデフォルトの画像を使用します。
    「URL」オプションと「事前定義」オプションは、Oracle Enterprise Data Management Cloud環境では使用できません。
  7. オプション: テーマに基づいて背景色を変更するには(このオプションが利用可能な場合)、「テーマ」から配色を選択します。
  8. 画面上部のロゴの横に表示されるビジネス・プロセス名を非表示にするには、「ビジネス・プロセス名の表示」から「いいえ」を選択します。
  9. 指定した設定を保存します。