B Financial Reportingからのレポートの移行

Financial Reportingで作成されたレポートをレポートに移行できます。レポートを移行するとき、元のレポートから可能なかぎり多くの要素がレポートの同等の要素に変換されることに注意してください。ただし、2つのソリューションには相違があり、すべての要素が両方のソリューションに存在するわけではありません。元のレポートと同等のレポートを作成するために、レポートが移行された後で特定の要素を変更する必要がある場合があります。Financial Reportingとレポートの相違を参照してください

注:

  • レポートのブックおよびバースティング定義は、Financial Reportingのブック、バッチおよびスケジュールされたバッチとアーキテクチャや機能が異なるため、ブックおよびバースティング定義をレポートに移行することはできません。レポート内で、ブックとバースティング定義の両方を再作成する必要があります。

  • 完全に書式設定されたFinancial ReportingレポートがインポートまたはエクスポートされているExcelワークブックをレポートに接続してリフレッシュすることはできません。Financial Reportingレポートをレポートに移行し、そのレポートをExcelにインポートまたはエクスポートして使用する必要があります。

Narrative Reportingデプロイメントの場合、レポートをFinancial Reportingからエクスポートしてレポートにインポートします。

保存済オブジェクト(グリッド、テキストボックス、イメージ)もFinancial Reportingからレポートに移行できます。Financial Reportingのチャート・オブジェクトにはチャート定義や関連するグリッド情報は含まれないため、これらのレポートへの移行はサポートされません。移行された各Financial Reportingオブジェクトは、共有レポートに移行されます

EPM Cloudデプロイメントの場合、すべてまたは個別のレポートを移行できるインプレース移行を使用するか、または「リポジトリの検索」からローカルにエクスポートされたFinancial Reportingレポート・ファイルをインポートして移行できます。現時点では、Financial Reportingの保存済オブジェクトをレポートに移行することはできません。