例: ツリーマップ・チャートおよびサンバースト・チャート

それぞれのチャート・タイプとそれらに関連するプロパティおよび色の例を見てみましょう。両方の例で、セグメント・ディメンションの次の行メンバー選択があるグリッド設計を使用します。

Seg01の子孫(包含)、Gen 6を除く。Seg02の子孫(包含)

グリッド・プレビューは次のとおりです。

Seg01およびSeg02の子孫のインデントされたリストを見てください。


グリッド・プレビュー

両方のチャート・タイプの「チャート・データ」の選択は次のとおりです。


Treemap_sunburst_chart_data

例で表示されるチャートのデフォルト色は次のとおりです。


デフォルトの色テーマ

ツリーマップ・チャート

前述のグリッド定義および「チャート・データ」の選択に基づいて、ツリーマップ・チャートのプレビューは次のようになります。


ツリーマップのレポート・プレビュー

Note:

  • レベル0のすべてのメンバーは長方形として描画され、長方形のサイズは他の要素に比例した各要素のデータ値を反映しています。

  • すべての親メンバーは長方形として表され、その中にすべての子をグループ化しています。

  • リーフ・ノードの長方形には、データ・セット色および階層内での位置に基づいた色があります。HAおよびAGは、ASの子です。HAは最初の子であるため、「データ・セット1」の色になります。AGは、「データ・セット2」の色を持つ2番目の子(以降も同様)です。

ツリーマップのプロパティ

ツリーマップ・チャートには、次のツリー固有のプロパティがあります。

Table 7-1 ツリー・オプション

フィールド 摘要

レイアウト

  • Squarified: ノードをできるかぎり正方形にして、ノードのサイズを簡単に比較できるようにします。

  • 水平: ノードを最初に水平方向に、次に垂直方向に分割します。

  • 垂直: ノードを最初に垂直方向に、次に水平方向に分割します。

ラベル位置

「ノード」内に表示するか、「オフ」(ラベルを表示しない)にします。

書式

ノード・ラベルに対して表示されるテキストを書式設定します。

水平方向の配置

ノード・ラベルの配置: 「中央」「開始」または「末尾」

セパレータ

ノードのボックス間のセパレータ: 「ギャップ」または「べべル」

ツールチップ番号

基礎となる数値データ値のツールチップ番号の書式設定。

Table 7-2 ヘッダー・オプション

フィールド 摘要

背景色

ヘッダーの長方形の背景色。

境界線色

ヘッダーの長方形の境界線色。

ノードの色を使用

ヘッダーの長方形に対してノードの色を使用します。

書式

ヘッダー・ラベルに対して表示されるテキストを書式設定します。

水平方向の配置

ヘッダー・ラベルの配置: 「中央」「開始」または「末尾」

サンバースト・チャート

前述のグリッド定義および「チャート・データ」の選択に基づいて、サンバースト・チャートのプレビューは次のようになります。


サンバーストのレポート・プレビュー

Note:

  • すべてのメンバー要素はスライスとして描画され、スライスのサイズは他の要素に比例した各要素のデータ値を反映しています。

  • 階層の各レベルは円またはリングによって表され、最も内側のリングが階層データの最上部を表し、最も外側のリングが階層のリーフ・ノードを表します。

  • Seg01およびSeg02には、それぞれ「データ・セット1」および「データ・セット2」に基づいたスライス色があります。ASDVおよびTVは、Seg01の3つの子であり、「データ・セット1」、「データ・セット2」および「データ・セット3」に基づいて、それぞれに階層内での位置に基づいた色があります。

サンバーストのプロパティ

サンバースト・チャートには、次のサンバースト固有のプロパティがあります。

Table 7-3 サンバースト・オプション

フィールド 摘要

ソート

サンバースト・ノードは、数値に基づいてソートできます。ソートを「オン」または「オフ」にすることができます。

開始角

外側のノード要素の描画をどの角度から開始するかを設定します。デフォルトは90度です。

ラベル位置

「自動」「水平」「オフ」または「回転」のいずれかを設定します。

書式

スライス・ラベルに対して表示されるテキストを書式設定します。

境界

各スライド間の境界を有効または無効にし、有効にする場合は境界線色を設定します。

ツールチップ番号

基礎となる数値データ値のツールチップ番号の書式設定。

ツリーマップ・チャートとサンバースト・チャートの両方に関する考慮事項

チャート・サイズ、要素数およびフォント・サイズに基づいて、チャート要素内のメンバー・ラベル表示は、チャート作成エンジンの自動ラベル・サイズ設定によって切り捨てられる場合があります。

切り捨てられたラベルがある場合は、可能であれば、次のうちの1つ以上を行うことをお薦めします。

  • メンバー・ラベルのかわりにメンバー名またはカスタム・ラベルを使用して、メンバー・ラベルを短くします。

  • フォント・サイズを縮小します。

  • チャート・サイズを拡大します。