プロパティの設定

「名前」「説明」「データ・ソース」「文字制限」および「書式」などの一般プロパティによって、レポートのノート設定が制御されます。一般プロパティに対する変更は、関連付けられたすべてのレポートのノート・テンプレートに影響します。

ノート・テンプレートの「一般」プロパティを実行するには:
  1. 「一般」プロパティにおいて、ノート・テンプレートの「名前」および「説明」を入力します。
  2. 「データ・ソース」リンクをクリックして、ノートの現在のデータ・ソースを変更できます。
  3. オプション: 「文字制限」で、ノートの文字数上限を設定します。

    注:

    たとえば、ノート・テンプレートの文字制限が1000に設定されている場合、ノートを入力するユーザーは、制限を超えた追加文字の入力が制限されます。

    ノートが入力された後に「文字制限」オプションを設定した場合、制限は新規ノートにのみ適用されます。

  4. 「編集可能」リンクをクリックして、書式を「読取り専用」に変更できます。たとえば、この値が「False」に設定されている場合、ノート・テンプレートから作成されたすべてのノートが「読取り専用」書式になります。これによって、「編集」アイコンアイコンがノート・ボックスに表示されなくなります。

    注:

    「編集可能」オプションが「False」に設定されている場合、HTMLでレポートをプレビューする際に、テンプレートから新規ノートを作成できません。

  5. 「書式」プロパティにおいて、テキストの「背景色」、デフォルトの「フォント」「サイズ」および「垂直方向の配置」を設定できます。書式プロパティを「デフォルト」にリセットして、デフォルトの書式設定に復元することもできます。

    注:

    デフォルトの「フォント」およびフォント・サイズは、「ノート」オブジェクト全体に適用され、「ノート」オブジェクトのデフォルト・フォントを様々なフォントで上書きします。


    ノートの一般プロパティの設定

    注:

    これらの「書式」プロパティは、レポートに挿入されたノート・テンプレートに適用されます。ノート・テンプレートが別のレポートで使用されている場合、「書式」プロパティをリセットする必要があります。

    注:

    ノート・テンプレート・エディタで、次のいずれかの処理を実行した場合、ノート・テンプレートが保存されます。

    • レポートの保存

    • ノート・エディタをクローズしてレポート設計キャンバスに戻る

    • 「処理」「編集」メニューを選択し、別のレポート・オブジェクトを編集

    プロンプトが表示されるため、新規ノート・テンプレートを作成する場合は、ノート・テンプレートの保存を参照してください。

    注:

    ノート・テンプレートを作成して保存すると、ノート・テンプレート名は変更できなくなります。

    ノート・テンプレートPOVのディメンションを設定し、テンプレートからノートが作成された後は、ディメンション・レイアウトを変更できません。

    ノート・テンプレートでは、レポートから入力されたすべてのノートに使用可能な元のPOVディメンションが指定されます。

    ノート・テンプレートの作成を続行するには、ノート・テンプレートへのプレースホルダ・テキストの入力を参照してください。

    テキスト文字幅の設定

    「テキスト文字幅」プロパティを使用して、テキスト・ボックス内のテキストのサイズ変更の融通性の程度を選択できます。プロパティの値は、「大」「中」または「小」のいずれかにできます。デフォルトではこのプロパティは「大」に設定されます。詳細は、「テキスト文字幅プロパティの使用」を参照してください。