視点の概要

レポートのすべてのデータ値は、データ・ソースの各ディメンションでメンバーが交差する部分から導出されます。視点(POV)は、これらの交差を定義し、レポートに取得するデータを識別します。グリッドからのデータが含まれているレポートには、レポートのすべてのグリッドおよびチャートに適用されるグローバルPOVがあります。必要な場合は各グリッドおよびチャートに対して、その交差のグローバル設定を上書きするローカルPOVを定義することもできます。グローバル視点とローカル視点を参照してください。

レポート管理者として、次のタスクを実行することでレポート参照者に対してPOVを設定します。

  • レポート参照者が選択するように、各ディメンションに1つ以上のPOVメンバーを定義します。

  • レポート参照者に対して、ディメンションの任意のメンバーの選択を許可します。または

  • レポート参照者に対して、ディメンションの選択を単一のメンバーにロックします。

  • レポート参照者に対して、1つ以上のディメンションを非表示にします。


POVバーを示しているグリッドのスクリーンショット

POVオプションを定義した後は、設定した基準に基づいてレポート参照者がレポートの各ディメンションにPOVメンバーを選択できます。

詳細は、「視点の操作」を参照してください。