生成AI (GenAI)を使用するレポートを設計するには:
レポート・グリッドを編集し、条件付きテキストを適用する行、列またはセル(あるいはその両方)を選択します。
選択した行、列またはセル(あるいはその両方)に条件付きテキストを適用する条件を作成します。
Note:
例外の因果関係の記述および比較分析のユース・ケースは、データ・セルにのみ適用でき、式セルには適用できません。条件の作成の詳細は、『レポートの設計』ガイドの「条件の作成」を参照してください。
例外の因果関係の記述ユース・ケースの条件定義では、条件の「演算子」フィールドに次のいずれかを指定する必要があります: 「次より大きい」、「次以上」、「次より小さい」または「次以下」。その他の条件では、適切な結果が返されません。
GenAIユース・ケースが例外の記述の場合、目的の例外をテストする条件を定義できます。たとえば、「差異が10%を超える」というシナリオです。
GenAIユース・ケースが例外の因果関係の記述または比較分析の実行で、テストする特定の条件がない場合(条件を適用せずにGenAIでナラティブ・テキストを生成させる場合)、現在のメンバー名またはデータ値"0と等しくない"をテストする条件を設定できます。
「条件付きテキスト」タブの条件付き書式/テキストの追加ダイアログで、ボタンを使用して、
AutoTextSummary
関数を選択します。
GenAIユース・ケースが例外の記述の場合、Summary Typeパラメータを空白のままにしておくことができます。
GenAIユース・ケースが例外の因果関係の記述の場合、Summary Typeパラメータを"ZOOM"に設定します。
必要に応じて、"ZOOM" Summary Typeの追加のテキスト関数パラメータを入力および選択します。詳細は、「ズーム・サマリー・タイプの操作」を参照してください。
GenAIユース・ケースが比較分析の実行の場合、Summary Typeパラメータを"COMPARE"に設定します。
「OK」をクリックして、条件付き書式/テキストの追加ダイアログを閉じます。
GenAIユース・ケースが例外の因果関係の記述で、ディメンションに内部的にズーム・インして関連するデータ値を取得する必要がある場合、「条件付きプロパティ」タブで「分析ディメンション」(通常これはグリッド内の行ディメンションです)を選択します。
Note:
「分析ディメンション」プロパティを使用するのは、例外の因果関係ユース・ケースのGenAIナラティブ生成のみであり、その他のユース・ケースや機能ではいかなる場所でも使用しません。
ConditionalText
関数をテキスト・ボックス、行、列またはセルに追加できます。
ConditionalText
関数の詳細は、『レポートの設計』ガイドの「ConditionalText」を参照してください。
GenAIが生成したナラティブ・テキストに表示されるPOVメンバーを制限するには、表示しないPOVディメンションを非表示にすることで、POVディメンションを含めるかどうかを制御できます。
Note:
GenAIを使用してナラティブ・テキストを生成するレポートをプレビューするときに、結果テキストの正確性を自分自身で検証する必要があります。