生成AIを使用したレポートの作成

生成AI (Gen AI)を使用するレポートを設計するには:

  1. レポート・グリッドを編集し、条件付きテキストを適用する行、列またはセル(あるいはその両方)を選択します。

  2. 選択した行、列またはセル(あるいはその両方)に条件付きテキストを適用する条件を作成します。

    条件の作成の詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Cloudレポートの設計』ガイドの「条件の作成」を参照してください。

    • Gen AIユース・ケースが例外の記述の場合、目的の例外をテストする条件を定義できます。たとえば、「差異が10%を超える」というシナリオです。

    • Gen AIユース・ケースが例外の因果関係の記述または比較分析の実行で、テストする特定の条件がない場合(条件を適用せずにGen AIでナラティブ・テキストを生成させる場合)、現在のメンバー名またはデータ値"0と等しくない"をテストする条件を設定できます。

  3. 「条件テキスト」タブの条件付き書式/テキストの追加ダイアログで、式ボタンボタンを使用して、AutoTextSummary関数を選択します。

    • Gen AIユース・ケースが例外の記述の場合、Summary Typeパラメータを空白のままにしておくことができます。

    • Gen AIユース・ケースが例外の因果関係の記述の場合、Summary Typeパラメータを"ZOOM"に設定します。

    • Gen AIユース・ケースが比較分析の実行の場合、Summary Typeパラメータを"COMPARE"に設定します。

  4. 「OK」をクリックして、条件付き書式/テキストの追加ダイアログを閉じます。

  5. Gen AIユース・ケースが例外の因果関係の記述で、ディメンションに内部的にズーム・インして関連するデータ値を取得する必要がある場合、「条件付きプロパティ」タブで「分析ディメンション」(通常これはグリッド内の行ディメンションです)を選択します。

    Note:

    「分析ディメンション」プロパティを使用できるのは、例外の因果関係ユース・ケースのGen AIナラティブ生成のみであり、その他のユース・ケースや機能ではいかなる場所でも使用できません。

  6. ConditionalText関数をテキスト・ボックスに追加できます。

    ConditionalText関数の詳細は、『Oracle Enterprise Performance Management Cloudレポートの設計』ガイドのConditionalTextを参照してください。

Note:

GenAIを使用してナラティブ・テキストを生成するレポートをプレビューするときに、結果テキストの正確性を自分自身で検証する必要があります。