レポート・デザイナ・ツールバー

ツールバーでは、次の操作を実行できます。

編集ボタンとプレビュー・ボタン編集/プレビュー

「編集」および「プレビュー」を使用して、編集モードとプレビュー・モードを切り替えます。編集モードではレポート、グリッドまたはチャートを変更でき、プレビュー・モードではレポートが公開されたときの表示の様子を確認できます。

プレビュー・モードでは、処理 - 「処理」メニューを使用して、次の操作を実行できます。

  • 「Excel」「HTML」または「PDF」のいずれかの書式を選択します。

  • PDFとしてダウンロード - レポートをPDFとしてダウンロードできます。

  • Excel形式でダウンロード - レポートをExcelワークブックとしてダウンロードできます。

  • Excelアドホックとしてダウンロード - Oracle Smart View for Officeで、レポート・グリッドをExcelアドホックとしてダウンロードした後、使用可能なアドホック操作を実行できます。


    Excelアドホックとしてダウンロード

    注:

    Webブラウザで、Smart Viewリンク・ファイルがダウンロードされます。ファイルをクリックして、Excelを起動します。それぞれのデータ・ソースのログイン・ページにサインオンするよう求められます。アクティブなデータ・ソース接続がすでに存在する場合、サインオン・ダイアログは表示されません。

    レポート・グリッドをExcelアドホックとしてエクスポートする際の制限事項は、次のとおりです。

    • 「Excelアドホックとしてダウンロード」オプションはHTMLプレビューについてのみ使用可能です。
    • レポートの書式設定は、Excelで保持されません。
    • 式セル内のデータは、静的情報としてレンダリングされます。
    • Excelでの出力データは、Smart Viewのオプションに基づきます。書式設定に関するすべての設定を確認します。詳細は、Smart Viewのオプションの設定を参照してください。
    • この機能は、非表示のグリッドでは使用できません。

ヒント:

ブラウザ設定によっては、大きなグリッドでレポートをプレビューしたり、HTMLでチャートをプレビューすると、処理時にJavaScriptエラーが表示されることがあります。今後は確認しないチェック・ボックスを選択してから、「続行」をクリックしてHTMLプレビューを続行します。

注:

レポート結果が大きすぎてブラウザにレンダリングできない場合は(グリッド・セル数の制限の180000があるHTMLまたはPDFサイズ制限の10MB)、レポートをPDFとしてダウンロードするように求めるプロンプトが表示されるため、ダウンロードする場合はボタンを選択し、操作を取り消す場合は「取消」ボタン。を選択します。

レポートのPDFプレビューには次の機能があります。

  • サムネイル・サイドバーの切替え

  • 文書内のテキストの検索

  • 前/次のページへの移動

  • 入力されたページ番号への移動

  • 「ズーム・イン」/「ズーム・アウト」ボタン

  • ズーム・レベルの選択(例: %s、自動「ページ幅」など)

  • プレゼンテーション・モードに切替え

  • 文書の印刷

  • 文書のダウンロード

  • 他のナビゲーションおよび表示ツール

PDFプレビュー

挿入ボタン 挿入

「挿入」を使用して、レポート・オブジェクトをレポートに追加します。レポート・オブジェクトの挿入を参照してください。

プロパティ・ボタン プロパティ

「プロパティ」を使用して、プロパティ・パネルを表示または非表示にします。

処理ボタン 処理

「処理」を使用して、レポート・オブジェクトを編集したり、グリッド線、ガイド、定規などの表示オプションを制御します。

サービス管理者は、「デフォルト・フォントの設定」を選択してレポートのフォントおよびサイズを選択すると、レポート用のデフォルト・フォントを定義できます。これを設定すると、すべてのユーザーのすべてのレポートにデフォルト・フォントが適用されます。

レポート・デザイナではグリッド・セルの書式設定、チャートのテキストとラベル、個々のテキスト・ボックスのフォントをカスタマイズすることもできます。

注:

カスタム・フォントがロードされると、これをデフォルト・フォントとして設定できます。追加フォントのアップロードを参照してください。

注:

追加フォントをNarrative Reportingにアップロードする際には、フォント・ベンダーからフォントの適切なライセンスを取得する必要があります。たとえば、Microsoftフォントの"Times New Roman"をアップロードする場合、Microsoftからアップロードのライセンスを取得する必要があります。WindowsマシンをソースとするMicrosoftフォントのアップロードは、一般的にMicrosoftによる法定使用契約の対象ではありません。

注:

アラビア語フォントの場合、レポートでは次のみがサポートされています。

  • Arial Unicode MS 1.01

  • Lateef 1.0

  • Scheherazade 1.0

  • Simplified Arabic 1.01

  • Simplified Arabic 5.00

  • Simplified Arabic 5.92

  • Traditional Arabic 1.01

  • Traditional Arabic 5.00

  • Traditional Arabic 5.92

サービス管理者は、「チャートのデフォルト色の設定」を選択してカスタム・チャート・テーマを有効にすることによって、すべてのチャートの最初の12個のチャート・データセットに対してチャートのデフォルト色を設定することもできます。この設定により、「シリーズ」チャート・プロパティを使用してレポート設計中にチャートで色が変更されていないかぎり、チャートのデフォルト色がすべてのユーザーのすべてのレポートに適用されます。

注:

Redwoodの操作性がCloud EPMでデフォルト・テーマとして設定されている場合、Redwoodテーマの色は既存のレポートのチャートのデフォルト色に影響します。カスタム・チャート・テーマを有効にして定義すると、Redwoodの色テーマが上書きされます。

レポート・デザイナでは、チャートの「シリーズ」プロパティを使用して、レポート内の個々のチャートのチャート色を調整でき、これは「処理」メニューで定義されたデフォルト値を上書きします。


チャート・テーマ

注:

「処理」メニューを使用して、「チャートのデフォルト色の設定」が可能です。