レポート・プロパティ

一般プロパティ

一般プロパティは、ページのサイズと向き、マージン、ヘッダーとフッターなど、レポートのページ設定を制御します。一般プロパティに対する変更は、レポートのすべてのページに影響します。「ページに合せる」プロパティでは、レポートのPDF出力を長さ、幅、両方に合せるか、どちらにも合せないことができます。

レイアウト・プロパティ

レイアウト・プロパティは、水平方向と垂直方向の配置、インデントのサイズなど、選択されたレポート・オブジェクトのサイズと位置に影響します。

「サイズ」フィールドを使用して、レポート・オブジェクトの幅と高さを設定します。テキスト・オブジェクトの場合は、次のいずれかのオプションも選択できます。

• 固定(AutoSize=Offに相当): テキスト・オブジェクトの高さは増加も減少もしません。関連するテキストが設計時の高さで固定されない場合は、切り捨てられます。

• 合せる(AutoSize=Onに相当): テキスト・オブジェクトの高さは、関連するテキストに合せて必要に応じて増加または減少します。高さは、テキストに合せて上または下に必要に応じてサイズ変更されます。

• 最小: テキスト・オブジェクトの高さは、レポート設計で指定された最小の高さに設定されます。関連するテキストのすべてを表示するためにさらに高さが必要な場合は、必要に応じて増加します。減少することはありません。

「配置」フィールドを使用して、レポート・オブジェクトをその他のレポート・オブジェクトとの関連でどのように印刷するのかを制御します。

• 固定: レポート・オブジェクトを固定の場所に配置します。

• 相対: 他のレポート・オブジェクトと比較して、左(横位置)または上(縦位置)の場所にレポート・オブジェクトを配置します。選択されたレポート・オブジェクトの場所は、他のレポート・オブジェクトのサイズが変わると調整されます。

「境界」フィールドを使用して、レポート・オブジェクトの周囲に境界線を配置します。境界線のスタイルと色を選択できます。

レイアウト・プロパティに対する変更は、選択されたレポート・オブジェクトにのみ影響します。レイアウト・プロパティを表示するには、レポート・オブジェクトを選択する必要があります。

イメージ・オブジェクトについては「ページ幅に合せる」プロパティがあり、これを有効にすると、イメージ・オブジェクトの幅がレポートの幅に合うように伸縮します。デフォルトではこのプロパティは無効になっています。

ノート:

• イメージの横に別のオブジェクトがある場合、このプロパティは適用されません。
• このプロパティはイメージ・オブジェクトの幅にのみ影響を及ぼし、イメージ・オブジェクトの高さへの影響はありません。