"Inclusive"は、Input 1とInput 2に同じディメンションから指定されたメンバーがある場合にそのInput 1のメンバーを返します。"Exclusive"は、Input 1にメンバーが指定され、Input 2にメンバーが指定されていないディメンションがある場合にそのInput 1のメンバーを返します。
@DEPENCENCYに対して、次のDTPとの組合せで宛先DTPタイプを使用できます。
| 宛先DTPタイプ | @DEPENDENCYで使用するパラメータ |
|---|---|
| メンバー | メンバー範囲、ディメンション間、ディメンションまたはディメンション(複数)。メンバーが@DEPENDENCYで使用される場合、関数@DIMMEMBER (member)内で使用される必要があります。 |
| メンバー(複数) | ディメンションまたはディメンション(複数) |
| ディメンション | メンバー範囲、ディメンション間、ディメンションまたはディメンション(複数) |
| ディメンション(複数) | メンバー範囲またはディメンション間 |
| メンバー範囲 | メンバー範囲、ディメンション間、ディメンションまたはディメンション(複数) |
| ディメンション間 | メンバー範囲、ディメンション間、ディメンションまたはディメンション(複数) |
構文:
@DEPENENCY (Input1, Dependence, Input2)
パラメータ:
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
Input1 |
設計時プロンプトまたは関数 |
Dependence |
"Inclusive"または"Exclusive" |
Input2 |
設計時プロンプトまたは関数 |
次の例1および例2では、入力は次のものとします。
[cd_mr_i1]は、チェック済プロンプトでないディメンション間タイプのDTPです。
[CD1]は、次のものを入力とするディメンション間タイプのプロンプト可能なDTPです。
勘定科目: "Units"
期間: "Jan"
HSP_View:
年: "FY15"
シナリオ: "Actual"
バージョン: "Working "
エンティティ: "111"
製品:
[POV]は、次のものを入力とするプロンプト可能なメンバー範囲DTPです。
勘定科目:
期間: "Feb"
HSP_View:
年: "FY16"
シナリオ: "Actual"
バージョン: "Working "
エンティティ:
製品: "P_000"
例1:
[cd_mr_i1]=@DEPENDENCY([CD1],"Inclusive",[POV])
この例では、"CD1"および"POV"の"期間"、"年"、"シナリオ"および"バージョン"に入力があるため、[cd_mr_i1]は"Jan->FY15->Actual->Working"を返します。
例2:
[cd_mr_e1]=@DEPENDENCY([CD1],"Exclusive",[POV]
この例では、"勘定科目"および"エンティティ"のみが、"Input 1"でメンバーが指定され、"Input 2"で指定されていないディメンションであるため、[cd_mr_e1]は"Units->"111" "を返します。