運用の管理

EPM Cloudへの移行過程の運用を管理する方法を理解します。

クラウド・ソリューションを導入しても、企業の標準や要件への準拠を徹底するIT組織の役割は変わりません。ITチームはEPM CoEに積極的に関与する必要があります。EPM Cloudデプロイメントの一部として明確に定義された継続的な役割も担います。

ITが強力な役割を担う必要がある箇所の例を次に示します:

セキュリティ・アーキテクチャ。企業ネットワーク内からのみのアクセスを強制するためのIPの許可リストやブロック・リスト、シングル・サインオン(SSO)構成、利用可能な役割、義務要件の分離をサポートする権限など
データおよびエンタープライズ・データ統合。エンタープライズ・データのデータ・フローおよび戦略(たとえば、勘定体系、エンティティ、製品の階層)の理解など
SaaSベンダーの責任。次についての理解など:
- クラウド・サービス契約 (CSA)
- セキュリティ・プラクティスおよび標準
- 継続的かつ定期的なコンプライアンス・レポート
- 欧州連合一般データ保護規則 (EU GDPR)などの地域の要件

ITが関与する必要があるその他の領域:

運用の管理の一環として、Oracle EPM Cloudオペレーション・ガイドで次のようなことを確認します:

プロセスには次も含める必要があります:

環境、社会およびガバナンス(ESG)持続可能性:

EPMは0.0カーボン・フットプリント(市場ベース)で実行できます。
100%再生可能エネルギで実行するOracleデータ・センターの詳細を確認するには、Clean Cloud OCI (Gen2)のデータ・シートのRE%列を参照してください。

詳細情報: