センター・オブ・エクセレンスとは?

クラウドの導入により、組織はビジネスの俊敏性を高め、革新的なソリューションを推進することが可能になります。センター・オブ・エクセレンス(CoE)はクラウド・イニシアチブを監督し、投資を保護および維持し、効果的な使用を推進するために役立ちます。

クラウドの導入は、新しいテクノロジの実装を超える多層プロセスです。クラウドへの移行には、経営陣のサポート、明確なビジネス目標、ワークフォース・レディネス・プラン、現在のビジネス・プロセスや情報テクノロジ・プロセスの最新化など、組織全体の変更管理が必要です。

組織は、エグゼクティブ・スポンサ、主要な利害関係者、財務担当者およびビジネスと技術の実装チームを含む総合的なチームを作成することにより、クラウド変革を加速できます。このチームは、センター・オブ・エクセレンス(CoE)と呼ばれます。

CoEはクラウド・イニシアチブを監督します。組織の変更管理プロセスを主導し、ワークフォース・レディネス・プランを作成して、クラウド標準とポリシー定義の運営委員会としても機能します。また、CoEは、クラウド導入ロードマップを管理し、機能と拡張の要求を追跡し、エスカレーションに対応します。

組織は、EPM CoEを設置することによってリーダーシップとイノベーションを示すこともできます。EPM CoEは、導入とベスト・プラクティスを確実化し、変革を促進するための一元的なチームです。

EPM CoEチーム:

• クラウドを確実に導入し、組織がCloud EPMへの投資を最大限に活用することを支援します
• ベスト・プラクティスの運営委員会として機能します
• EPM関連の変更管理業務を主導し、変革を推進します

これをEPMセンター・オブ・コンピテンシ、コンピテンシ・センター、EPMサポートと呼ぶ組織もあります。どのような名前であっても、このガイドはEPM市場を見直し、すべてのケースのガイダンスを提供します。このことは、クラウドを初めて導入する場合にも、デジタル・ファースト戦略がすでにある場合にも該当します。また、このガイドに関するフィードバックをお待ちしております。ご意見をepmdoc_ww@oracle.comまでお送りください。

次のステップとして、EPMセンター・オブ・エクセレンスの設置を開始します。