エクスポートを使用して、環境内の特定のアーティファクトの増分バックアップを作成します。通常は、増分スナップショットを使用して、別の環境の更新に使用可能なバックアップを作成します。
例:
テスト環境でテスト済のアーティファクトをエクスポートして中間スナップショットを作成し、これを本番環境にインポートできます。同様に、ある環境のEssbaseデータをエクスポートし、そのデータを別の環境にインポートできます。
環境で作成済のグループをエクスポートして、別の環境に同一のグループを作成します。エクスポートするグループを選択するには、「カテゴリ」で「グループとメンバーシップ」、「ネイティブ・ディレクトリ」の順に展開し、「グループ」を選択します。
Note:
移行では、アプリケーション監査レコードのエクスポートおよびインポートはサポートされていません。監査レコードをエクスポートする必要がある場合、ビジネス・プロセスの監査機能を使用して、監査データのエクスポートを使用可能にします。詳細は、ビジネス・プロセスの管理ガイドを参照してください。スナップショットを作成するには:
Backup Date
(例: Backup 18-05-14
)フォルダにエクスポートされます(フォルダ名は変更可能)。
フォルダ名に、ネイティブ・オペレーティング・システムでサポートされていない文字を入力しないでください。たとえば、Windowsではフォルダ名にコロンを使用できません。
操作の進捗が示される移行ステータス・レポートが表示されます。
バックアップがなんらかの理由で失敗すると、レポートにはステータスとして「失敗」と表示されます。「失敗」をクリックすると「移行詳細」画面が開かれ、バックアップ・プロセスが失敗した理由と修正処理が示されます。バックアップの失敗の原因となったエラーを修正した後で、再度操作を試行できます。
バックアップを含むフォルダが、「スナップショット」にリストされます。アプリケーションのバックアップ操作中にのみ有効なアーティファクトがグレー表示され、増分バックアップ中には選択できません。
デフォルトで、増分エクスポート・スナップショットはUSER_NAME Date
(例: john.doe@oracle.com 18-05-14
)フォルダにエクスポートされます(フォルダ名は変更可能)。フォルダ名に、ネイティブ・オペレーティング・システムでサポートされていない文字を入力しないでください。たとえば、Windowsではフォルダ名にコロンを使用できません。
操作の進捗が示される移行ステータス・レポートが表示されます。
エクスポートが何らかの理由で失敗すると、レポートにはステータスとして「失敗」と表示されます。「失敗」をクリックすると「移行詳細」画面が開かれ、エクスポートが失敗した理由と修正処理が示されます。エクスポートの失敗の原因となったエラーを修正した後で、再度エクスポート操作を試行できます。
エクスポートされたアーティファクトを含むフォルダが、「スナップショット」にリストされます。トラブルシューティング
Oracle Enterprise Performance Management Cloudオペレーション・ガイドのインポート、エクスポートおよびバックアップ・エラーの解決を参照してください。