FDMEEベースのアプリケーションの移行に関する考慮事項

次のOracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionベースのアプリケーションは、オンプレミスからOracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementに移行できます:

  • Planning

  • Oracle Hyperion Profitability and Cost Management

次のアーティファクトは、これらの機能がCloud EPMでサポートされていないため移行できません:

  • イベント・スクリプト、インポート・スクリプト、カスタム・スクリプトなどの任意のタイプのスクリプト

  • カスタム・レポート

Planningなどのオンプレミス・アプリケーションとProfitability and Cost Managementでは、Financial Data Quality Management, Enterprise Editionを使用したメタデータとデータのロードがサポートされます。Cloud EPMにアプリケーションを移行した後、データを統合するための次の2つのオプションがあります:

  • ハイブリッド統合およびCloud EPMへのデータ・ロードを利用して、オンプレミスFDMEEデプロイメントの使用を継続します。

  • ソース・データ・システムへの直接接続を使用するすべての統合を、Data Managementを使用したファイルベースの統合に変換します。直接統合をファイルベース統合に変換するには、次の操作を行う必要があります:

    • ソース・システムから区切りデータ・ファイルにデータをエクスポートするカスタム・データ抽出プロセスを開発します

    • データ管理を使用して、区切りデータ・ファイルをマップし、Cloud EPMアプリケーションにロードします

      データ統合の管理ファイルベース統合の作成を参照してください。

      次の「EPM自動化」コマンド・シーケンスを使用して、データ・ファイルのアップロードと統合の実行のプロセスを自動化できます:

      epmautomate login example_admin example_password/password_file example_url

      epmautomate uploadfile DELIMITED_FILE_NAME.txt inbox/repository

      epmautomate rundatarule AccountActual Mar-15 Jun-15 REPLACE STORE_DATA inbox/AccountActual.dat

      epmautomate logout

      サンプル・コマンドの使用方法と例は、EPM自動化の操作uploadFile 「EPM自動化」コマンドを参照してください。