グループ・アップロード・ファイルの作成

オンプレミス環境から、ネイティブ・ディレクトリのグループ情報をエクスポートしてGroups.csvファイルを作成します。

アプリケーションのアーティファクトへのアクセス権の付与に使用されるグループは、プロビジョニング・レポートの「継承情報」列で識別されます。オンプレミス・ユーザーおよびグループの識別を参照してください。この列の情報をガイドとして使用することで、Groups.csvを編集して、オンプレミス環境でアーティファクトへのアクセス権の付与に使用されていないグループを削除します。

生成されたGroups.csvファイルには、オンプレミス環境でアーティファクトへのアクセス権の付与に使用した外部ディレクトリのグループに関する情報が含まれていません。このグループに関する情報をGroups.csv内に追加する必要があります。

次は、plan_grp1および子グループplan_grp9の2つのグループとユーザー・メンバーjdoeをロードする、サンプルのGroups.csvファイルです。

#group
id,provider,name,description,internalid
plan_grp1,Native Directory,plan_grp1, ,
plan_grp9,Native Directory,Plan_grp9, ,

#group_children (user members of group)
id,group_id,group_provider,user_id,user_provider
Plan_grp1, , ,jdoe,Native Directory

#group_children (group members of group)
id,group_id,group_provider,user_id,user_provider
plan_grp9,plan_grp1,Native Directory, , ,

注:

アクセス制御を使用してクラウド環境にグループを作成するには、Groups.csvファイルを使用します。これらのグループを使用して、オンプレミス・アプリケーションに存在するグループと同様の、アーティファクトへのアクセス制御を再作成します。

Groups.csvを作成するには:

  1. オンプレミス・デプロイメントでShared Service管理者としてログインします。
  2. 「ナビゲート」「管理」「Shared Services Console」の順に選択します。
  3. ビュー・ペインで、「アプリケーション・グループ」「Foundation」を展開して、 「Shared Services」を選択します。
  4. 「グループ」を右クリックし、「編集用にエクスポート」を選択します。
    エクスポートするグループの選択
  5. Groups.csvを選択します。
  6. Groups.csvを編集します。
    1. テキスト・エディタを使用して、保存した場所からGroups.csvを開きます。
    2. 移行するアプリケーションに属しているアーティファクトへのアクセス制御に使用されないグループの情報を削除します。
    3. 移行するアプリケーションに属しているアーティファクトへのアクセス制御に使用される外部グループに関する情報(プロビジョニング・レポートの「継承情報」列を参照)を追加します。
    4. Groups.csvを保存して閉じます。