Tax Reportingアプリケーションのアプリケーション詳細とディメンション詳細を定義します。
Tax Reportingのアプリケーション・オプションを定義するには:
表2-11 Tax Reportingアプリケーション・オプションと説明
オプション | 説明 |
---|---|
ロード・タイプ |
数値データのみをロードする場合は、デフォルトで「データ」に設定されます。 |
ドリル領域の作成 |
「はい」を選択すると、ドリル領域が作成されます。 ドリル領域を使用すると、Tax Reportingアプリケーションのデータから、対応するソース・データに移動できるようになります。データのロードと連結が完了すると、データ管理により、有効化されたドリル領域がTax Reportingのターゲット・アプリケーションにロードされます。アプリケーションに定義されているドリル領域に関連付けられている場合、ターゲット・アプリケーションでは、セルはドリル可能とみなされます。 データ管理はシナリオごとにドリル領域を作成します。どのキューブでも、ドリル領域の名前は、FDMEE_<シナリオ・メンバーの名前>になります。 データ管理では、ディメンションがドリルに対応しているかどうかも確認します。データ・ロードで選択された有効なディメンションのメンバーは、ドリル領域フィルタに含まれます。ディメンションが有効になっていない場合、シナリオ、バージョン、年および期間のディメンションがデフォルトで有効になります。追加のディメンションを有効にでき、後続のデータ・ロードでは新規に有効化されたディメンションのメンバーが考慮されます。ドリルの作成に使用されたドリル領域に以前に含まれていたディメンションを無効化する場合、それらのディメンションのメンバーは後続のデータ・ロード時に削除されません。必要に応じて、古いメンバーを手動で削除できます。 ドリル領域を無効化するには、「いいえ」を選択します。 |
サマリーからのドリルを有効にします |
「はい」を選択すると、Planningデータ・フォームまたはレポートでサマリー・メンバーからドリルダウンし、数字を構成する詳細ソース・データを表示できます。 このオプションを有効にし、「ドリル領域の作成」オプションを「はい」に設定した状態でデータをロードすると、「ドリル」アイコンがサマリー・レベルで有効になります。1つのディメンションに対して、ドリルできる下位メンバーの数は1000に制限されています。 注: シナリオ・ディメンション、年ディメンションおよび期間ディメンションでは、サマリー・レベルのドリルダウンは使用できません。これらのディメンションでは、リーフ・メンバーに対してドリル・スルーを実行する必要があります。 サマリー・ドリルは、ローカル・サービス・インスタンスでのみ使用可能です。異なるサービス・インスタンス間またはハイブリッド・デプロイメントでは使用できません。 |
増減 |
階層およびシステム計算を介して使用される、自動化されたキャッシュ・フロー・レポート・ディメンションを示す増減ディメンション・メンバーを指定します。有効な基本メンバーをディメンション・メンバーにすることができます。 デフォルトでは、システムは増減ディメンションのメンバーを使用して様々なタイプのキャッシュ・フロー・データおよびFXからCTAの計算を保持します。 増減がない場合は、メンバーをFCCS_No Movementとして指定します。そうでない場合は、必要な増減メンバーを選択します。
|
複数GAAP |
ローカルGAAPとIFRSの両方、または他のGAAPでの財務諸表のレポートに使用する複数GAAPディメンションを指定します。 このディメンションは、ローカルGAAPデータ入力と他のGAAP調整を追跡します。 |
データソース |
データ・ソース・ディメンションを指定します。 デフォルト値は、"FCCS_Managed Source"です。 |
データ・ファイルのパージ |
Essbaseへのファイルベースのデータ・ロードが正常に終了したときに、データ・ファイルをアプリケーションのoutboxディレクトリから削除するかどうかを指定します。「はい」を選択するとファイルが削除され、「いいえ」を選択するとファイルが保存されます。 |
管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする |
管理ユーザーがデータをロードする際に、データ検証を有効にします。この場合、データのロード中にデータ入力フォーム内のすべてのデータ検証が実施されます。強化された検証のために、データ・ロードのパフォーマンスは低下します。 注: 要員増分ルール(OWP_INCREMENTAL PROCESS DATA WITH SYNCHRONIZE DEFAULTSなど)を実行するときには、ターゲット・オプション「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」が「いいえ」に設定されていることを確認してください。このオプションは、管理者のみが設定できます。 このオプションが「はい」に設定されると、管理者および非管理者のデータ・ロードに対して同じ方法でデータが検証されます。検証には、セキュリティ・チェック、交差検証、読取り専用セル、動的計算セルなどが含まれます。また、拒否または無視された行の詳細なエラー・リストを使用でき、追加のPlanning権限は必要ありません。ただし、管理者の場合であってもパフォーマンスが低下することがあります。 このオプションが「いいえ」(デフォルト値)に設定されていると、管理者によるデータ・ロードはアウトライン・ロード・ユーティリティ(OLU)を使用して実行されます。この場合、パフォーマンスは向上しますが、なんらかの理由で無視された行の詳細なエラー・レポートは取得できません。 |
管轄 |
管轄ディメンションを指定します。 任意の有効な基本メンバー。デフォルト・メンバーは、"TRCS_No Jurisdiction"です。 |
メンバー名にはカンマを使用できます |
メンバー名にカンマが含まれており、次のいずれかのサービスにデータをロードしている場合は、このオプションを「はい」に設定してデータをロードします。
|
ワークフロー・モード |
データ・ワークフロー・メソッドを選択します。 使用可能なオプション:
|
Smart Viewからのビューのドリル |
Oracle Smart View for Officeのドリルスルー・レポートでカスタマイズされた属性ディメンション・メンバー名を表示するときに、ワークベンチから列のカスタム・ビューを指定します。 注: Smart Viewにドリルするときに、データ統合ではドリルのランディング・ページで最後に使用されたビューが使用されます。最後に使用されたビューが見つからない場合は、データ統合では、この設定のデフォルトのビュー選択が使用されます カスタム・ビューは、データ統合のワークベンチ・オプションで作成および定義します。カスタム・ビューが定義され、Smart Viewからのビューのドリル・フィールドで指定されている場合、Smart Viewでドリルスルー・セルをクリックして「新規シートとして開く」を選択すると、ワークベンチで定義されているビューに基づいてドリルスルー・レポートが開きます。 アプリケーション・オプション・ページでビューが定義されていない場合は、デフォルト・ビューが使用されます。つまり、属性ディメンションではカスタマイズされたメンバー名がSmart Viewに表示されません。 詳細は、ワークベンチのカスタム・ビューの定義を参照してください |
デフォルトのインポート・モード |
データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するときまたはデータ統合で統合を実行するときのデフォルトのインポート・モードを設定します。 使用可能なオプション:
|
デフォルトのエクスポート・モード |
データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するときまたはデータ統合で統合を実行するときのデフォルトのエクスポート・モードを設定します。 使用可能なオプション:
|