Planningアプリケーションのアプリケーション詳細とディメンション詳細を定義します。
アプリケーションの詳細およびディメンションの詳細を定義した後、アプリケーション・オプションを定義します。
Planningアプリケーションのアプリケーション・オプションを定義するには:
表2-8 Planningアプリケーションのオプションと説明
オプション | 説明 |
---|---|
ロード方法 |
データをロードする方法を選択します。
|
バッチ・サイズ |
ファイルにデータを書き込むために使用されるバッチ・サイズを指定します。デフォルト・サイズは10,000です。 |
ドリル領域 |
注: データ管理は、人事データに対するドリル・スルーはサポートしていません。 データ管理からデータをロードすると、ドリル領域がPlanningデータにロードされます。 データ管理はシナリオごとにドリル領域を作成します。どのキューブ(Planningプラン・タイプまたはPlanningデータベース)でも、ドリル領域の名前は、FDMEE_<シナリオ・メンバーの名前>になります。ドリル領域を作成する場合、 データ管理はディメンションがドリルに対して有効かどうかを確認します。 データ・ロードで選択された有効なディメンションのメンバーは、ドリル領域フィルタに含まれます。ディメンションが有効になっていない場合、シナリオ、バージョン、年および期間のディメンションがデフォルトで有効になります。追加のディメンションを有効にでき、後続のデータ・ロードでは新規に有効化されたディメンションのメンバーが考慮されます。ドリルの作成に使用されたドリル領域に以前に含まれていたディメンションを無効化する場合、それらのディメンションのメンバーは後続のデータ・ロード時に削除されません。必要に応じて、古いメンバーを手動で削除できます。 ドリル・スルーの詳細は、ドリル・スルーの使用を参照してください。 |
サマリーからのドリルを有効にします |
「はい」を選択すると、Planningデータ・フォームまたはレポートでサマリー・メンバーからドリルダウンし、数字を構成する詳細ソース・データを表示できます。 このオプションを有効にし、「ドリル領域の作成」オプションを「はい」に設定した状態でデータをロードすると、「ドリル」アイコンがサマリー・レベルで有効になります。1つのディメンションに対して、ドリルできる下位メンバーの数は1000に制限されています。 注: サマリー・ドリルが有効な場合、ドリル領域定義で親メンバーからドリルするディメンションは含めないでください。このディメンションを含める必要がある場合、自動ドリル領域の作成を無効にし、Calculation Managerユーザー・インタフェースを使用してドリル領域を手動で保持します。DescendantsなどのEssbaseメンバー関数を使用して、ドリル領域に含めるメンバーを列挙します。 サマリー・ドリルは、ローカル・サービス・インスタンスでのみ使用可能です。異なるサービス・インスタンス間またはハイブリッド・デプロイメントでは使用できません。 |
データ・ファイルのパージ |
Essbaseへのファイルベースのデータ・ロードが正常に終了したときに、データ・ファイルをアプリケーションのoutboxディレクトリから削除するかどうかを指定します。「はい」を選択するとファイルが削除され、「いいえ」を選択するとファイルが保存されます。 |
日付フォーマット |
ロケールのロケール設定に基づいた日付形式を使用します。たとえば、米国の場合、MM/DD/YYという形式を使用して日付を入力します。 |
自動増分のライン・アイテムのデータ・ディメンション |
Planningで指定したデータ・ディメンションに一致するデータ・ディメンションを選択します LINEITEMフラグを使用した、増分データのロードに使用されます。LINEITEMフラグを使用したEPM Cloudアプリケーションへの増分データのロードを参照してください。 |
自動増分のライン・アイテムのドライバ・ディメンション |
Planningで指定したドライバ・ディメンションに一致するドライバ・ディメンションを選択します。 LINEITEMフラグを使用した、増分データのロードに使用されます。LINEITEMフラグを使用したEPM Cloudアプリケーションへの増分データのロードを参照してください。 |
メンバー名にはカンマを使用できます |
メンバー名にカンマが含まれており、次のいずれかのサービスにデータをロードしている場合は、このオプションを「はい」に設定してデータをロードします。
|
ワークフロー・モード |
データ・ワークフロー・メソッドを選択します。 使用可能なオプション:
|
管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする |
管理ユーザーがデータをロードする際に、データ検証を有効にします。この場合、データのロード中にデータ入力フォーム内のすべてのデータ検証が実施されます。強化された検証のために、データ・ロードのパフォーマンスは低下します。 「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」が「いいえ」(デフォルト値)に設定されていると、管理者によるデータ・ロードはアウトライン・ロード・ユーティリティ(OLU)を使用して実行されます。この場合、パフォーマンスは向上しますが、なんらかの理由で無視された行の詳細なエラー・レポートは取得できません。 注: 要員増分ルール(OWP_INCREMENTAL PROCESS DATA WITH SYNCHRONIZE DEFAULTSなど)を実行するときには、ターゲット・オプション「管理ユーザーに対してデータ・セキュリティを使用可能にする」が「いいえ」に設定されていることを確認してください。このオプションは、管理者のみが設定できます。 このオプションが「はい」に設定されると、管理者および非管理者のデータ・ロードに対して同じ方法でデータが検証されます。検証には、セキュリティ・チェック、交差検証、読取り専用セル、動的計算セルなどが含まれます。 また、拒否または無視された行の詳細なエラー・リストを使用でき、追加のPlanning権限は必要ありません。ただし、管理者の場合であってもパフォーマンスが低下することがあります。 |
検証失敗の理由を表示 |
データ検証レポートで、データをロードする際に拒否されたデータ・セルおよび拒否理由をレポートできるようにします。 拒否されたデータ・セルおよび拒否理由をレポートするには、「はい」を選択します。 レポートされる拒否数の制限は100です。 データ検証レポートは、プロセスの詳細ページから、「出力」リンクをクリックしてダウンロードできます。また、エラー・ファイルのコピーが 拒否されたデータ・セルおよび拒否理由をレポートしない場合は、「いいえ」を選択します。 |
Smart Viewからのビューのドリル |
Oracle Smart View for Officeのドリルスルー・レポートでカスタマイズされた属性ディメンション・メンバー名を表示するときに、ワークベンチから列のカスタム・ビューを指定します。 カスタム・ビューは、データ統合のワークベンチ・オプションで作成および定義します。カスタム・ビューが定義され、Smart Viewからのビューのドリル・フィールドで指定されている場合、Smart Viewでドリルスルー・セルをクリックして「新規シートとして開く」を選択すると、ワークベンチで定義されているビューに基づいてドリルスルー・レポートが開きます。 アプリケーション・オプション・ページでビューが定義されていない場合は、デフォルト・ビューが使用されます。つまり、属性ディメンションではカスタマイズされたメンバー名がSmart Viewに表示されません。 詳細は、ワークベンチのカスタム・ビューの定義を参照してください |
デフォルトのインポート・モード |
データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するときまたはデータ統合で統合を実行するときのデフォルトのインポート・モードを設定します。 使用可能なオプション:
|
デフォルトのエクスポート・モード |
データ管理でデータ・ロード・ルールを実行するときまたはデータ統合で統合を実行するときのデフォルトのエクスポート・モードを設定します。 使用可能なオプション:
|