アプリケーションのディメンションの詳細の定義

ディメンションの詳細は、アプリケーション・タイプごとに異なります。選択したアプリケーション・タイプに対して、必要に応じてディメンションを再分類し、ディメンション・クラスを変更できます。

ディメンションの詳細を定義するには:

  1. 「設定」タブの「登録」で、「ターゲット・アプリケーション」を選択します。
  2. 「ディメンションの詳細」タブを選択します。
  3. 「ターゲット・ディメンション・クラス」を選択するか、イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックして、アプリケーションで定義されていないディメンションごとに「ターゲット・ディメンション・クラス」を選択します。

    ディメンション・クラスは、ディメンション・タイプによって定義されるプロパティです。たとえば、期間(Period)ディメンションがある場合、そのディメンションのクラスもPeriodとなります。Oracle Essbaseアプリケーションの場合は、勘定科目、シナリオおよび期間の各ディメンションに対して適切なディメンション・クラスを指定する必要があります。Oracle Hyperion Public Sector Planning and Budgetingアプリケーションの場合は、従業員、職階、ジョブ・コード、予算アイテムおよび要素の各ディメンションに対してディメンション・クラスを指定する必要があります。

    Financial Consolidation and Closeアプリケーション・ディメンションの詳細は、Financial Consolidation and Closeでサポートされるディメンションを参照してください。

  4. オプション: 「メタデータのリフレッシュ」をクリックし、ターゲット・アプリケーションからアプリケーション・メタデータを同期します。
  5. 「データ表列名」で、ディメンション値が格納されるステージング表(TDATASEG)の列の表列名を指定します。

    イメージは「検索」ボタンを示しますをクリックし、データ表列名を検索して選択します。

  6. 「シーケンス」に、マップが処理される順序を指定します。

    たとえば、「勘定科目」が1、「製品」が2、「エンティティ」が3に設定されているとき、データ管理では、まず「勘定科目」ディメンションのマッピングを処理し、次に「製品」と「エンティティ」を順に処理します。

  7. EssbaseアプリケーションおよびProfitability and Cost Managementのみ: 「ドリル領域の作成」を選択します。

    ドリル領域を作成するためのディメンションを選択すると、ドリル可能領域の粒度が定義されます。たとえば、年ディメンションのみを選択した場合は、少なくとも年がnullではないセルにドリルできます。

    ドリル領域を作成するディメンションを選択すると、ドリル可能領域の粒度を設計できます。たとえば、年ディメンションのみを選択した場合は、少なくとも年がnullではないセルにドリルできます。

    ドリル領域のデータ・スライス定義にディメンションを含める場合は、「ドリル領域の作成」オプションを選択します。データ・ロード・プロセス中にディメンションを選択すると、ディメンションごとに一意の値リストを含めることによって、データ・スライスが作成されます。

    注:

    ドリル領域では、単に、データ・フォームおよびSmartViewでドリル・アイコンが有効になるセルが定義されます。ドリル領域は最小限の一連のディメンションを使用して定義することをお薦めします。多数のディメンションをドリル領域に含めると、ドリル領域のサイズが大きくなり、フォームがレンダリングされるたびにシステム・リソースが消費されます。Planningアプリケーションについては、シナリオ、年、期間、バージョンなど、メンバー数が少ないディメンションを使用してドリル領域を定義します。Financial Consolidation and Closeアプリケーションについては、データ・ソースのみをドリル領域の定義に使用します。

    複数のディメンションを含む、より粒度の高いドリル領域を定義する場合は、Calculation Managerのドリル領域ページを使用して、領域の定義を編集します。「子孫(含む)」などのメンバー関数を使用して、個々のメンバーではなく、領域を定義できます。ドリル領域にアクセスするには、「ナビゲート」「ルール」の順に選択します。次に、「データベース・プロパティ」をクリックし、アプリケーションを展開して、キューブを選択します。右クリックし、「ドリル・スルー定義」を選択します。「領域」定義のみを編集し、XMLコンテンツは変更しないでください。ドリル領域を手動で編集する場合は、「アプリケーション・オプション」「ドリル領域」オプションを「いいえ」に設定します。

  8. 「保存」をクリックします。

    ターゲット・アプリケーションがデータ管理で使用できるようになります。

ヒント:

ディメンションの詳細を編集するには、ターゲット・アプリケーションを選択した上で、必要に応じてアプリケーションまたはディメンションの詳細を編集します。「ターゲット・アプリケーション」ページでアプリケーションをフィルタ処理するには、列見出しの上にフィルタ行が表示されていることを確認してください。(フィルタ行を切り替えるには、例による問合せボタン。をクリックします。)次に、フィルタに使用するテキストを入力します。