Financial Consolidation and Closeでサポートされるディメンション

Financial Consolidation and Closeでは、あらかじめ定義されたディメンション・モデルが使用されます。連結および報告の要件に合うようカスタム・ディメンションを追加できます。Financial Consolidation and Closeのディメンションとそのデータ要件は次のとおりです。

注:

システムで事前定義されたディメンションに加え、アプリケーションの必要性に基づいて最大4つの追加カスタム・ディメンションを作成できます。カスタム・ディメンションは勘定科目ディメンションと関連付けられており、勘定科目に関する追加の詳細を提供します。アプリケーションで「複数GAAPレポート」オプションが有効化されている場合、3つのカスタム・ディメンションを作成できます。

ディメンション メンバー

年ディメンションのすべてのメンバー

年メンバーには接頭辞"FY"が付きます。たとえば、年メンバー2016は"FY16"と表示されます。

期間

基本メンバーのみ

表示

表示ディメンションは、期間がまたがるデータの表示を制御します。有効な表示は、"YTD"または"PTD"です。

期間別データにはメンバー"FCCS_Periodic"が使用され、YTDには"FCCS_YTD_Input"が使用されます。

通貨

親メンバー"Input Currency"を使用するレポート通貨の親の下に使用可能なメンバーが表示されます。

連結

ユーザーは連結ディメンションを使用して、連結プロセスの各ステージの実行に使用する詳細をレポートできます。メンバーには"FCCS_Entity Input"が関連付けられます。

シナリオ

シナリオには次のメンバーが含まれます。

  • 実績
  • 予算(オプション)
  • 予測
エンティティ すべての基本メンバー
会社間 "FCCS_No Intercompany"またはICP_<ENTITY>。

会社間の値がない場合、"FCCS_No Intercompany"が使用されます。それ以外の場合、会社間メンバーにはICP_<ENTITY>フォーマットが使用されます。

勘定科目

すべての基本メンバー

増減

増減なし

FCCS_Mvmts_Subtotal下のすべての基本メンバー。次のようなものがあります。

  • FCCS_No Movement
  • FCCS_No Movement
  • FCCS_Movements
  • FCCS_OpeningBalance
  • FCCS_ClosingBalance
データ・ソース

FCCS_Managedデータ

複数GAAP

すべての基本メンバー。次のようなものがあります。

  • IFRS (システム)
  • ローカルGAAP (システム)
  • IFRS調整(システム)

デフォルトは、"FCCS_Local GAAP"です。

カスタム1

勘定科目について有効な交差であるすべての基本メンバー。

このディメンションは、カスタム・ディメンションのドメインに基づきます。メンバーがない場合、"No_<Dimension Name>"を使用します。

カスタム2

勘定科目について有効な交差であるすべての基本メンバー。

このディメンションは、カスタム・ディメンションのドメインに基づきます。メンバーがない場合、"No_<Dimension Name>"を使用します。

Custom3

勘定科目について有効な交差であるすべての基本メンバー。

このディメンションは、カスタム・ディメンションのドメインに基づきます。メンバーがない場合、"No_<Dimension Name>"を使用します。

Custom4

勘定科目について有効な交差であるすべての基本メンバー。

このディメンションは、カスタム・ディメンションのドメインに基づきます。メンバーがない場合、"No_<Dimension Name>"を使用します。