注:
9月(23.09)の更新以降、期間マッピングのユーザー・インタフェース・ページはデータ管理では使用できなくなりますが、データ統合で使用できます。データ統合は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスのホーム画面のデータ交換カードから使用できるようになりました。ユーザーが「データ統合」ユーザー・インタフェースから現在のEPM Cloudの更新の期間マッピング機能にアクセスするには、「アクション」ドロップダウン、「期間マッピング」の順に選択します。詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ統合の管理の期間マッピングの管理を参照してください。
ビジネス要件および法的要件に基づき、各種のカレンダ(たとえば、月、週、また日のカレンダ)を使用できます。EPM Cloudアプリケーションでは、アプリケーションの要件に応じて異なるカレンダ(期間のレベルが異なるカレンダなど)を使用することもできます。データ管理ではERPソース・システムのデータがEPMターゲット・アプリケーションへ抽出されるため、ソース・システムの期間とターゲットであるEPM Cloudアプリケーションの期間の間の期間マッピングを定義することにより、マッピング関係を確立します。
データ・ルールを定義する前に、期間マッピングを定義します。期間マッピングにより、Enterprise Resource Planning (ERP)カレンダとEPMアプリケーションの年または期間との間のマッピングが定義されます。次の3つの方法で期間マッピングを定義できます:
グローバル・マッピング - 様々なタイプのソース・カレンダのある複数のソース・システムからデータを取得するターゲット・アプリケーションが多くない場合は、グローバル・マッピングを定義します。グローバル・マッピングを使用すると、個々のマッピングにおいて、様々な期間を使用できます。最初のステップとして、グローバル・マッピングを定義します。
アプリケーション・マッピング - 複雑な期間のタイプがある様々なソース・システムからデータを取得しているターゲット・アプリケーションが多数存在する場合は、グローバル・マッピングの他にアプリケーション・マッピングを作成できます。アプリケーション・マッピングを定義すると、ターゲット期間の月を必要に応じて変更できます
ソース・マッピング - アダプタに基づく統合のソース期間マッピングを指定します。
注:
ソース・マッピングは、Oracle General Ledgerの調整期間を設定するためにも使用されます。詳細は、Oracle General Ledgerの調整期間の処理を参照してください。
グローバル・マッピング - サンプル月期間マッピング
次の表に、ソースの1か月ごとのカレンダと、ターゲット・アプリケーションの月ごとの期間とのマッピングを示します。
注:
グローバル・マッピングは、最も小さな粒度で定義する必要があります。たとえば、1か月ごとのカレンダと1週間ごとのカレンダがある場合は、最も小さい粒度レベルでグローバル・マッピングを定義します。この場合、期間キーは週レベルとなり、週を月にマッピングすることになります。粒度レベルがより大きな期間に対してはアプリケーション・マッピングを作成できます。
表4-7 サンプル月期間マッピング
期間キー | 前期間キー | 期間名 | ターゲット期間の月 | ターゲット期間の四半期 | ターゲット期間の年 | ターゲット期間の日 | ターゲット年度 |
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Jan 1 2010 | Dec 1 2009 | 2010年1月1日 | 1月 | Q1 | FY10 | ||
Feb 1 2010 | Jan 1 2010 | 2010年2月1日 | 2月 | Q1 | FY10 | ||
Mar 1 2010 | Feb 1 2010 | 2010年3月1日 | 3月 | Q1 | FY10 | ||
April 1 2010 | March 1 2010 | 2010年4月1日 | 4月 | Q2 | FY10 | ||
May 1 2010 | April 1 2010 | 2010年5月1日 | 5月 | Q2 | FY10 |
グローバル・マッピング - サンプル週期間マッピング
次の表に、Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムの週次カレンダがEPMアプリケーションの月次の期間にマッピングされる方法を示します。
表4-8 サンプル週期間マッピング
期間キー | 前期間キー | 期間名 | ターゲット期間の月 | ターゲット期間の四半期 | ターゲット期間の年 | ターゲット期間の日 | ターゲット年度 |
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Jan 26 2009 | Jan 19 2009 | 2010年1月26日 | 1月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 2 2009 | Jan 26 2009 | 2010年2月2日 | 2月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 9 2009 | Feb 2 2009 | 2010年2月9日 | 2月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 16 2009 | Feb 9 2009 | 2010年2月16日 | 2月 | Q1 | FY09 |
アプリケーション・マッピング - 1か月ごとのカレンダ・ソースをソースとするターゲット・アプリケーションの例
次の表に、1か月ごとのカレンダをソースとするターゲット・アプリケーションの例を示します。このマッピングは、「アプリケーション・マッピング」タブで実行します。
表4-9 アプリケーション・マッピングの例 - 1か月ごとのカレンダ・ソースを使用したターゲット・アプリケーション#1
期間キー | ターゲット期間の月 | ターゲット期間の四半期 | ターゲット期間の年 | ターゲット期間の日 | ターゲット年度 |
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Jan 1 2009 | 1月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 1 2009 | 2月 | Q1 | FY09 | ||
Mar 1 2009 | 3月 | Q1 | FY09 |
アプリケーション・マッピング - 1週間ごとのカレンダ・ソースをソースとするターゲット・アプリケーション#2の例
次の表に、1週間ごとのカレンダから導出されるターゲット・アプリケーションの例を示します。このマッピングは、「アプリケーション・マッピング」タブで実行します。
表4-10 アプリケーション・マッピングの例 - 1週間ごとのカレンダ・ソースを使用したターゲット・アプリケーション#2
期間キー | ターゲット期間の月 | ターゲット期間の四半期 | ターゲット期間の年 | ターゲット期間の日 | ターゲット年度 |
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Jan 26 2009 | 1月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 2 2009 | 2月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 9 2009 | 2月 | Q1 | FY09 | ||
Feb 16 2009 | 2月 | Q1 | FY09 |
注:
損益計算書勘定科目の重複集計を避けるため、ある年の調整期間が翌会計年度の期間に含まれるようなマッピングを定義しないようにしてください。