期間マッピングの定義

ビジネス要件および法的要件に基づき、各種のカレンダ(たとえば、月、週、また日のカレンダ)を使用できます。Oracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションでは、アプリケーションの要件に応じて異なるカレンダ(期間のレベルが異なるカレンダなど)を使用することもできます。データ管理ではERPソース・システムのデータがEPMターゲット・アプリケーションへ抽出されるため、ソース・システムの期間とターゲットであるEPM Cloudアプリケーションの期間の間の期間マッピングを定義することにより、マッピング関係を確立します。

データ・ルールを定義する前に、期間マッピングを定義します。期間マッピングにより、Enterprise Resource Planning (ERP)カレンダとEPMアプリケーションの年または期間との間のマッピングが定義されます。次の3つの方法で期間マッピングを定義できます:

  • グローバル・マッピング - 様々なタイプのソース・カレンダのある複数のソース・システムからデータを取得するターゲット・アプリケーションが多くない場合は、グローバル・マッピングを定義します。グローバル・マッピングを使用すると、個々のマッピングにおいて、様々な期間を使用できます。最初のステップとして、グローバル・マッピングを定義します。

  • アプリケーション・マッピング - 複雑な期間のタイプがある様々なソース・システムからデータを取得しているターゲット・アプリケーションが多数存在する場合は、グローバル・マッピングの他にアプリケーション・マッピングを作成できます。アプリケーション・マッピングを定義すると、ターゲット期間の月を必要に応じて変更できます

  • ソース・マッピング - アダプタに基づく統合のソース期間マッピングを指定します。

    注:

    ソース・マッピングは、Oracle General Ledgerの調整期間を設定するためにも使用されます。詳細は、Oracle General Ledgerの調整期間の処理を参照してください。

グローバル・マッピング - サンプル月期間マッピング

次の表に、ソースの1か月ごとのカレンダと、ターゲット・アプリケーションの月ごとの期間とのマッピングを示します。

注:

グローバル・マッピングは、最も小さな粒度で定義する必要があります。たとえば、1か月ごとのカレンダと1週間ごとのカレンダがある場合は、最も小さい粒度レベルでグローバル・マッピングを定義します。この場合、期間キーは週レベルとなり、週を月にマッピングすることになります。粒度レベルがより大きな期間に対してはアプリケーション・マッピングを作成できます。

表3-7 サンプル月期間マッピング

期間キー 前期間キー 期間名 ターゲット期間の月 ターゲット期間の四半期 ターゲット期間の年 ターゲット期間の日 ターゲット年度
Jan 1 2010 Dec 1 2009 2010年1月1日 1月 Q1     FY10
Feb 1 2010 Jan 1 2010 2010年2月1日 2月 Q1     FY10
Mar 1 2010 Feb 1 2010 2010年3月1日 3月 Q1     FY10
April 1 2010 March 1 2010 2010年4月1日 4月 Q2     FY10
May 1 2010 April 1 2010 2010年5月1日 5月 Q2     FY10

グローバル・マッピング - サンプル週期間マッピング

次の表に、Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムの週次カレンダがEPMアプリケーションの月次の期間にマッピングされる方法を示します。

表3-8 サンプル週期間マッピング

期間キー 前期間キー 期間名 ターゲット期間の月 ターゲット期間の四半期 ターゲット期間の年 ターゲット期間の日 ターゲット年度
Jan 26 2009 Jan 19 2009 2010年1月26日 1月 Q1     FY09
Feb 2 2009 Jan 26 2009 2010年2月2日 2月 Q1     FY09
Feb 9 2009 Feb 2 2009 2010年2月9日 2月 Q1     FY09
Feb 16 2009 Feb 9 2009 2010年2月16日 2月 Q1     FY09

アプリケーション・マッピング - 1か月ごとのカレンダ・ソースをソースとするターゲット・アプリケーションの例

次の表に、1か月ごとのカレンダをソースとするターゲット・アプリケーションの例を示します。このマッピングは、「アプリケーション・マッピング」タブで実行します。

表3-9 アプリケーション・マッピングの例 - 1か月ごとのカレンダ・ソースを使用したターゲット・アプリケーション#1

期間キー ターゲット期間の月 ターゲット期間の四半期 ターゲット期間の年 ターゲット期間の日 ターゲット年度
Jan 1 2009 1月 Q1     FY09
Feb 1 2009 2月 Q1     FY09
Mar 1 2009 3月 Q1     FY09

アプリケーション・マッピング - 1週間ごとのカレンダ・ソースをソースとするターゲット・アプリケーション#2の例

次の表に、1週間ごとのカレンダから導出されるターゲット・アプリケーションの例を示します。このマッピングは、「アプリケーション・マッピング」タブで実行します。

表3-10 アプリケーション・マッピングの例 - 1週間ごとのカレンダ・ソースを使用したターゲット・アプリケーション#2

期間キー ターゲット期間の月 ターゲット期間の四半期 ターゲット期間の年 ターゲット期間の日 ターゲット年度
Jan 26 2009 1月 Q1     FY09
Feb 2 2009 2月 Q1     FY09
Feb 9 2009 2月 Q1     FY09
Feb 16 2009 2月 Q1     FY09

注:

損益計算書勘定科目の重複集計を避けるため、ある年の調整期間が翌会計年度の期間に含まれるようなマッピングを定義しないようにしてください。