ターゲット・アプリケーションの登録

注:

9月(23.09)の更新以降、ターゲット・アプリケーションのユーザー・インタフェース・ページはデータ管理では使用できなくなりますが、データ統合で使用できます。データ統合は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudビジネス・プロセスのホーム画面のデータ交換カードから使用できるようになりました。ユーザーが「データ統合」ユーザー・インタフェースから現在のEPM Cloudの更新のターゲット・アプリケーション機能にアクセスするには、「アクション」ドロップダウン、「アプリケーション」の順に選択します。

詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Cloudデータ統合の管理アプリケーションの登録を参照してください。

ターゲット・アプリケーションを使用すると、データ管理を異なるソース・システムとターゲット・アプリケーション間でデータを統合するためのプライマリ・ゲートウェイとして使用できます。これにより、ローカルのEPM Cloudアプリケーション、ビジネス・プロセス・インスタンス間デプロイメント(クラウド間アプリケーション)、カスタム・アプリケーションおよび汎用データ・ソース・エンティティを既存のEPMポートフォリオにデプロイできます。ソース・アプリケーションをターゲット・アプリケーションに統合するプロセスにより、データの可視性、整合性および検証システムが提供されます。

次のアプリケーション・タイプは、使用可能なターゲット・アプリケーションのタイプを示しています。

  • ローカル - このアプリケーション・タイプは、現在のサービスのローカルEPMアプリケーション(オンプレミス・デプロイメント)を参照します。

    統合を使用して既存のオンプレミスERPアプリケーションからデータをインポートしたり、オンプレミスEPMアプリケーション間でデータを同期できます。

    たとえば、Oracle Hyperion Financial Managementのお客様がPlanningのデータを追加したり、Planningのお客様が他のPlanningアプリケーションを追加することができます。また、この統合では、クラウドからオンプレミス・アプリケーションまたは他の外部レポート・アプリケーションへのライトバックも可能です。

  • クラウド - このアプリケーション・タイプは、データ統合のためにリモート・サービスを使用するサービス・インスタンスを参照します。ビジネス・プロセス・インスタンスは、自己完結型ユニットで、多くの場合はWebサーバーとデータベース・アプリケーションを含んでいます。この場合、2つのビジネス・プロセス・インスタンス間の接続情報を選択する必要があります。

    この機能を使用して、EPMのお客様はクラウド・デプロイメントを次のような既存のEPMポートフォリオに適用できます

    • Planningモジュール
    • Planning
    • Financial Consolidation and Close
    • Profitability and Cost Management
    • Tax Reporting

    複数のOracle Fusion Cloud EPMデプロイメントがあるデータ管理の使用も参照してください。

  • データ・ソース - ソースまたはターゲット・アプリケーションの特定のデータ・モデルを使用する、汎用ソース・エンティティおよびターゲット・エンティティを参照します。

    たとえば、NSPB Sync SuiteAppの保存検索結果オブジェクトとOracle Human Capital Management Cloudの抽出は、データ・ソース・アプリケーションとみなされます。

  • ディメンション - メタデータをロードするときのターゲット・アプリケーションのディメンションまたはディメンション・タイプのクラスを指します。ディメンションを追加すると、データ管理によって6つのディメンション・アプリケーション(勘定科目、エンティティ、カスタム、シナリオ、バージョンおよびスマートリスト)が自動的に作成されます。

    ディメンション・クラスまたはディメンション・タイプをターゲット・アプリケーションとして追加する方法の詳細は、ディメンション・クラスまたはディメンション・タイプのターゲット・アプリケーションの登録を参照してください。

ターゲット・アプリケーションを登録するには:

  1. 「設定」タブを選択し、「登録」「ターゲット・アプリケーション」を選択します。

  2. 「ターゲット・アプリケーション」のサマリー・グリッドで「追加」をクリックし、デプロイメントのタイプを選択します。

    使用可能なオプションは、「クラウド」(クラウド・デプロイメントの場合)、「ローカル」(オンプレミス・デプロイメントの場合)または「データ・ソース」(Oracle NetSuiteまたはOracle HCM Cloudデプロイメントの場合)です。

    クラウド・デプロイメントの場合は、ステップ3に進みます。

    ローカル・デプロイメントの場合は、ステップ4に進みます。

  3. クラウド・デプロイメントを登録するには、「クラウド」を選択し、「EPMクラウド資格証明」で次のステップを実行します。

    1. 「URL」で、サービスへのログオン時に使用するサービスURLを指定します。

    2. 「ユーザー名」で、クラウド・サービス・アプリケーションのユーザー名を指定します。

    3. 「パスワード」で、クラウド・サービス・アプリケーションのパスワードを指定します。

    4. 「ドメイン」で、クラウド・サービス・アプリケーションに関連付けられたドメイン名を指定します。

      アイデンティティ・ドメインは、サービス・インスタンスへのアクセスを必要とするユーザーのアカウントを制御します。また、権限を持つユーザーがアクセスできる機能を制御します。サービス・インスタンスはアイデンティティ・ドメインに属します。

      注:

      管理者はユーザーに表示されるドメイン名を更新できますが、データ管理は、お客様がサービスの契約をした際に指定された元のドメイン名を必要とします。データ管理からEPM Cloud接続を設定している場合は、ドメイン別名は使用できません。
    5. 「タイプ」でアプリケーションのタイプを指定し、「OK」をクリックします。

      有効なアプリケーション・タイプ:

      • Planning

      • Essbase

      • 連結

      • Tax Reporting

      「アプリケーションを表示」をクリックして、アプリケーションを選択することもできます。

    6. 「アプリケーション名」にアプリケーション名を入力します。

    7. 既存のターゲット・アプリケーションと同じ名前のターゲット・アプリケーションを登録するには、「接頭辞」で接頭辞を指定し、名前を一意にします。

      接頭辞名が既存のターゲット・アプリケーション名に結合されます。たとえば、デモ用のターゲット・アプリケーションに既存の"Vision"アプリケーションと同じ名前を付ける場合は、Demo接頭辞を割り当てて、ターゲット・アプリケーションに一意の名前を指定できます。この場合、データ管理によって名前が結合され、DemoVisionという名前が形成されます。

    8. 「OK」をクリックします。


      イメージは「EPM Cloud資格証明」画面を示します
  4. 「OK」をクリックします。
  5. 「アプリケーション詳細」にアプリケーション名を入力します。

  6. 「OK」をクリックします。

  7. 「メンバーのリフレッシュ」をクリックします。

    EPM Cloudからメタデータおよびメンバーをリフレッシュするには、「メンバーのリフレッシュ」をクリックする必要があります。

  8. 「保存」をクリックします。

  9. ディメンション詳細を定義します。

    オプション: すべてのディメンションが表示されない場合は、「メタデータのリフレッシュ」をクリックします。
  10. アプリケーション・オプションを選択します。

    注:

    Financial Consolidation and Closeのアプリケーション・オプションの詳細は、Financial Consolidation and Closeのアプリケーション・オプションの定義を参照してください。