データ・ロード・マッピング

Budgetary Controlに予算をライトバックする際は、予算管理にメンバー・マッピングを割り当てます。たとえば、ソース予算メンバーのマッピングは、マップする必要のあるディメンションの1つです。データ・ロード・マッピングでは、転送中に、Oracle Enterprise Performance Management Cloudのディメンション・メンバーのデータをBudgetary Controlに変換します。

データ・ロード・マッピングを定義するには:

1. 「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・マッピング」を選択します。

   

2. 「POVバー」から、予算のライトバック元のEPM Cloudシナリオに対応するロケーション、期間およびカテゴリを選択します。

3. 「類似」タブを選択します。

4. 「ソース値」に、ターゲット・ディメンション・メンバーにマップするソース・ディメンション・メンバーを指定します。

   すべてのBudgetary Control勘定科目をEPM Cloudに変更なしにそのままマップするには、「ソース値」に*と入力し、「ターゲット値」に*と入力します。

5. 「ターゲット値」で、予算がロードされるBudgetary Controlの予算管理名を選択します。

   「検索」をクリックしてメンバー・セレクタを表示し、メンバー・リストから予算管理名を選択することも可能です。

6. 「ルール名」に、Budgetary Controlへの予算額の転送に使用するデータ・ロード・ルールの名前を入力します。

   注:

   ルールは、ルール名のアルファベット順に評価されます。明示的ルールには、ルール名がありません。評価の階層は、明示、(含む/範囲/複数)、類似の順です

7. 「説明」にマッピングの説明を入力します。

   たとえば、「元帳へのマッピング」などの説明を入力します。

8. オプション: 「ルールに適用」で、マッピングがロケーション内の特定のデータ・ルールのみに適用されるよう選択します。

   メンバー・マッピングの作成を参照してください。

9. 「保存」をクリックします。

10. 「ディメンション」ドロップダウンから、その他の予算セグメント(「資金」、「部門」、「勘定科目」などの予算ディメンション)を選択します。

11. すべてのBudgetary Control予算セグメント値を変更せずに現状のままで対応するEPM Cloudディメンション・メンバーからマップするには、「ソース値」および「ターゲット値」に*を入力して「ルール名」を指定し、「類似」マッピングを使用します。