データ・ロード・ルールの追加

ロケーションのメンバー・マッピングを定義したら、ソース・システムの予算ユニットに対するデータ・ロード・ルールを定義し、Oracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションからデータを抽出してBudgetary Controlにプッシュします。

データ・ロード・ルールは、事前に設定しておいたロケーションに定義され、ロケーションに固有です。複数のデータ・ロード・ルールを作成できます。たとえば、用途が変わるたびに同じルールを改訂し続けるのではなく、元の予算のライトバック用に1つのルール、改訂済予算用に別のルールを作成できます。

データ・ロード・ルールは、作成されるのは1回ですが、転送のたびに使用されます。

データ・ロード・ルールを作成するには:

  1. 「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。

  2. 「POVバー」から、予算のライトバック元のEPM Cloudシナリオに対応するロケーション、期間およびカテゴリを選択します。

  3. 「追加」をクリックします。

  4. 「名前」に、データ・ロード・ルールの名前を入力します。

  5. 「説明」に、転送を開始したときにデータ・ロード・ルールを識別する説明を入力します。

  6. 「カテゴリ」では、デフォルトのカテゴリ値を受け入れます。

    リストされているカテゴリは、データ管理の設定時に作成したカテゴリです。カテゴリ・マッピングの定義を参照してください。

  7. 「期間マッピング・タイプ」で、データ・ルールごとに期間マッピング・タイプを選択します。

    有効なオプション:

    • デフォルト - データ・ルールでは、データ管理で定義されている期間キーおよび前期間キーを使用して、データ・ルール実行に含まれている各データ管理期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。

      通常、Budgetary Controlへのライトバックではデフォルトの期間マッピング・タイプを選択します。

    • 明示 - データ・ルールでは、データ管理で定義されている明示期間マッピングを使用して、データ・ルール実行に含まれる各データ管理期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。明示期間マッピングにより、期間が開始日および終了日で定義されていない追加のGeneral Ledgerデータ・ソースをサポートできます。

  8. 「ソース・プラン・タイプ」で、ライトバック元のEPM Cloudアプリケーション・ソースのプラン・タイプを選択します。

  9. 「ソース・オプション」で、ディメンションとフィルタを指定します。

    データ・ロード・ルールのフィルタの追加を参照してください。

  10. 「ソース・パラメータ」で、ライトバックに関連付けられているパラメータがある場合は追加で指定します。

    PlanningおよびEssbaseのソース・パラメータの定義を参照してください。

  11. 「ターゲット・オプション」で、予算のライトバック先の予算管理のものと照合する「ソース予算タイプ」を選択します。

    予算管理のソース予算タイプ分類に基づいて、「EPM Financialsモジュール」または「Hyperion Planning」を選択します。

  12. データ・ロードのルールを実行します。

    データ・ロード・ルールに関する次の項を参照してください。

  13. 「ワークフロー」タブの「モニター」で、「プロセスの詳細」を選択します。

  14. データ・ロードのステータスを確認します

    緑のチェック・マークは、転送が成功したことを示します。

  15. 転送の結果を確認するには、「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ワークベンチ」を選択します。