ロケーションのメンバー・マッピングを定義したら、ソース・システムの予算ユニットに対するデータ・ロード・ルールを定義し、Oracle Enterprise Performance Management Cloudアプリケーションからデータを抽出してBudgetary Controlにプッシュします。
データ・ロード・ルールは、事前に設定しておいたロケーションに定義され、ロケーションに固有です。複数のデータ・ロード・ルールを作成できます。たとえば、用途が変わるたびに同じルールを改訂し続けるのではなく、元の予算のライトバック用に1つのルール、改訂済予算用に別のルールを作成できます。
データ・ロード・ルールは、作成されるのは1回ですが、転送のたびに使用されます。
データ・ロード・ルールを作成するには:
「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。
「POVバー」から、予算のライトバック元のEPM Cloudシナリオに対応するロケーション、期間およびカテゴリを選択します。
「追加」をクリックします。
「名前」に、データ・ロード・ルールの名前を入力します。
「説明」に、転送を開始したときにデータ・ロード・ルールを識別する説明を入力します。
「カテゴリ」では、デフォルトのカテゴリ値を受け入れます。
リストされているカテゴリは、データ管理の設定時に作成したカテゴリです。カテゴリ・マッピングの定義を参照してください。
「期間マッピング・タイプ」で、データ・ルールごとに期間マッピング・タイプを選択します。
有効なオプション:
デフォルト - データ・ルールでは、データ管理で定義されている期間キーおよび前期間キーを使用して、データ・ルール実行に含まれている各データ管理期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。
通常、Budgetary Controlへのライトバックではデフォルトの期間マッピング・タイプを選択します。
明示 - データ・ルールでは、データ管理で定義されている明示期間マッピングを使用して、データ・ルール実行に含まれる各データ管理期間にマップされたソース一般会計期間を判断します。明示期間マッピングにより、期間が開始日および終了日で定義されていない追加のGeneral Ledgerデータ・ソースをサポートできます。
「ソース・プラン・タイプ」で、ライトバック元のEPM Cloudアプリケーション・ソースのプラン・タイプを選択します。
「ソース・オプション」で、ディメンションとフィルタを指定します。
データ・ロード・ルールのフィルタの追加を参照してください。
「ソース・パラメータ」で、ライトバックに関連付けられているパラメータがある場合は追加で指定します。
PlanningおよびEssbaseのソース・パラメータの定義を参照してください。
「ターゲット・オプション」で、予算のライトバック先の予算管理のものと照合する「ソース予算タイプ」を選択します。
予算管理のソース予算タイプ分類に基づいて、「EPM Financialsモジュール」または「Hyperion Planning」を選択します。
データ・ロードのルールを実行します。
データ・ロード・ルールに関する次の項を参照してください。
データ・ロード・ルールの編集 - データ・ロードのルールの編集を参照してください。
データ・ロードのルールの実行 - データ・ロードのルールの実行を参照してください。
データ・ロードのルールの削除 - データ・ロードのルールの削除を参照してください。
注:
「ルールの実行」送信パラメータを選択する際、Budgetary Controlへのライトバックの「インポート・モード」として、常に「置換」を選択します。データ・ロード・ルールを実行前に表示 - データ・ロード・ワークベンチの使用方法を参照してください。
データ・ルール・プロセスの詳細の確認 - プロセス詳細の表示を参照してください。
「ワークフロー」タブの「モニター」で、「プロセスの詳細」を選択します。
データ・ロードのステータスを確認します
緑のチェック・マークは、転送が成功したことを示します。
転送の結果を確認するには、「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ワークベンチ」を選択します。