データ・ロード・ルールのフィルタの追加

PlanningアプリケーションからBudgetary Controlに予算をライトバックするために使用するデータ・ルールでは、フィルタを使用して結果を制限します。

ルールの作成時、データ管理でフィルタが自動的に作成されます。必要に応じてフィルタを変更できますが、削除はできません。(フィルタが削除されると、データ管理でデフォルト値が再作成されます。)

PlanningからBudgetary Controlへの予算のライトバックでフィルタを使用する際には、次のことに注意してください。

  • 「勘定科目」など、予算管理セグメントに対応するBudgetary ControlディメンションにマップされたPlanningディメンションの場合、ライトバックする特定の予算管理についてBudgetary Controlで定義された予算管理レベルと同等またはそれ以下の予算セグメント値に対応するメンバーを指定します。使いやすさを考慮して、これらのPlanningディメンションのレベル0子孫からメンバーを選択し、ライトバック・プロセス中にBudgetary Controlで適切な予算レベルのセグメント値にロールアップすることをお薦めします。複数のレベルからメンバーを指定しないでください。
  • 「バージョン」や「シナリオ」など、Budgetary ControlディメンションにマップされないPlanningディメンションの場合は、「最終」バージョンや「プラン」シナリオなどのように単一のメンバーを指定します。

データ・ロード・ルールにフィルタを割り当てるには:

  1. 「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。

  2. フィルタを追加するデータ・ロードのルールを選択します。

  3. 「ソース・オプション」タブを選択します。

    「データ・ロード・ルール」画面の「ソース・オプション」タブ。
  4. 「ソース・フィルタ」領域で「追加」ボタンをクリックします。

  5. 「ディメンション名」を選択します。

  6. 「フィルタ条件」で、フィルタ条件を指定します。

    • フィルタ条件テキスト・ボックスに、メンバー名またはフィルタ条件を入力します。

    • イメージは省略記号ボタンを示しますをクリックして「メンバー選択」画面を表示し、メンバー・セレクタを使用してメンバーを選択します。次に、「OK」をクリックします。

    「メンバー・セレクタ」ダイアログ・ボックスが表示されます。メンバー・セレクタを使用すると、ディメンション内のメンバーを表示して選択できます。[+]および[-]を使用すると、ディメンション内のメンバーを展開および縮小できます。

    「選択」ダイアログ・ボックスには、2つのペインがあり、ディメンションのすべてのメンバーが左側に表示され、選択内容が右側に表示されます。そのディメンションで使用可能なすべてのメンバーが表示される左ペインには、メンバー名および簡単な説明が表示されます(使用可能な場合)。選択内容が表示される右ペインには、メンバー名および選択タイプが表示されます。

    それぞれのペインの上の「V」ボタンを使用して、メンバー・セレクタの列を変更できます。

    注:

    ディメンションにフィルタを割り当てます。適切なメンバーのレベルを指定しないと、サマリー・メンバーまでもが取得され、結果が膨大になります。

    メンバー・セレクタを使用するには:

    1. 左側の使用可能なディメンションおよびメンバーのリストで、メンバーを選択して「選択」ボタンをクリックします。

    2. メンバーのリストからメンバーの選択を解除するには、「選択解除」ボタン。をクリックします。

    3. メンバーに特殊なオプションを追加するには、「特殊の追加」ボタン。をクリックして、オプションを選択します。

      メンバー・オプションで、「(含む)」は選択したメンバーを含むことを意味します。たとえば、「子(含む)」は選択したメンバーを含むメンバーのすべての子を追加し、「子孫(含む)」は選択したメンバーを含むすべての子孫を追加します。「子」を選択した場合、選択したメンバーは含まれず、その子のみが含まれます。

      そのメンバーは右側に移動され、「選択のタイプ」列には選択したオプションが表示されます。たとえば、「選択のタイプ」列に「子孫」が表示されます。

      ヒント:

      選択したリストのすべてのメンバーをクリアするには、「すべて選択解除」ボタン。をクリックします。

    4. 「OK」を2回クリックして、ソース・フィルタ詳細の定義を続行します。

    選択したメンバーは、Oracle Essbase構文で「フィルタ条件」フィールドに表示されます。