表のパーティション化

表パーティション化オプションは、大量のデータをロードする場合に使用できます。この機能は、統合のパフォーマンスが突然低下した場合にまず使用されます。表パーティション化は、大規模なデータ・ロードを、小さい、独立した、管理しやすい部分に分解できるようにすることによって、TDATASEG_TおよびTDATASEG表への大規模なデータ・ロードの拡張サポートを提供します。各データ・ロードは、パラレル処理がサポートされる別々のパーティションで実行されます。また、パーティションはTDATASEG_T表から削除するのではなく、切り捨てることができ、これによりパフォーマンスが向上します。

一般に、表パーティション化は、データベース管理者が顧客データセットのパフォーマンスの管理に使用するテクニックです。Oracle Fusion Cloud Enterprise Performance Managementの場合、顧客はデータベースに直接アクセスできませんが、ユーザーがこの操作をデータベースに対するダイレクト・ユーザー・コマンドとしてではなく直接実行できるように、この機能がCloud EPM内で有効になっています。この機能を使用すると、データをダウンストリーム・ビジネス・プロセスにロードする前に変換するために多数のマッピング・ルールが使用される場合に、データ・ロード・パフォーマンス全体が向上します。

Note:

データ・ロード・プロセスが実行されていない場合のみ、「データ・ロード・ステージング表のパーティション化」プロセスを実行してください。