Oracle NetSuiteでの期間の管理

Oracle NetSuiteから期間をロードする場合、次の2つのオプションがあります:

  • 「デフォルト」期間マッピング - データ・ロード・ルールに基づいてPOVから単一の期間をロードする場合は、このオプションを使用します。この場合、インポート・フォーマットで期間列をマップしたり、期間マッピングでソース期間マッピングを定義することはありません。データ・ルール内に、「現在の期間」や最後の期間といったソース・フィルタを設定できます。たとえば、2018年2月の期間をロードする場合、これを最後の期間として設定します。データ・ルールを実行すると、期間はチェックされず、Oracle NetSuiteから抽出するすべてのデータが、選択したPOVにインポートされます。

  • 「明示」期間マッピング - 「明示」期間マッピングでは、Oracle NetSuitePlanningの期間が一致したときに一般会計データのロードが可能になります。複数の期間をロードする場合や、ユーザーがPOVから期間を選択できないようにする場合は、このオプションを使用します。

    明示期間マッピングを使用するには、インポート・フォーマットで期間列をマップし、ソース期間マッピングを定義します。一般会計期間の列がOracle NetSuite期間と正確に一致している必要があります。次に、データ・ルールで、期間マッピングからカレンダを選択します。データ・ルールを実行する場合、ロードする開始から終了までの期間を指定します。データ・ルール内に、特定の期間データを抽出するためのフィルタ条件を設定できます(現行会計年度から現行会計四半期期間など)。データ管理によって、検索結果の期間列が期間マッピング内の期間と照合され、データが適切な期間にロードされます。